ヒシャム先生とスフィンクスの前にて |
本間館長の講習会アシスタントとしてエジプトで合流した私トルコ在住のシアン,が報告します。
エジプト地中海に面したアレキサンドリア市と首都カイロを昨年に続き講習会のため本間館長が訪問しました。この講習会は国連警察官をしていたジアド,アブ,アメアー警部と本間館長が東ティモールで出会った事がきっかけとなっています。アレキサンドリアではリゾートホテル経営者であるガワード.アダハム先生のスポーツジム内の道場で二日間の稽古をしました。
アレキサンドリアの皆さんと。館長左がガワード先生 |
ジアド警部と館長 |
9日からは首都カイロに移動、カイロ射撃クラブスポーツセンター内の大道場で夜クラス2日間、ワデ.デグラスポーツセンターで夜のクラス1回の講習会が本間館長の指導で行われました。
カイロでの合気道指導者であるヒシャム,ヨセフ先生は日本語が堪能で、日本とエジプトの時差を使って日本関連の仕事をしており、深夜の仕事前に幾つかの道場を回って指導されています。稽古会場となった両スポーツセンターはメンバー制の由緒ある高級スポーツクラブであらゆるスポーツ施設を持ちクラスも豊富でシニア女性の椅子に座ってのエキササイズクラスや「チャンバラ」など新しい日本発の武道スポーツも行われていました。
ガンクラブでの稽古風景 |
クラブの皆さんと |
スポーツセンターでの稽古風景 |
クラブの皆さんと |
お祈りを捧げる生徒たち(写真は許可を戴きました) |
稽古中に祈りのアザーン(呼びかけ)が鳴り響きメッカに向いて整列し祈りを捧げ信仰深いエジプトの方々。イスラム国ならではの稽古シーンです。滞在中多くの方々の暖かい歓迎を受けた事に感謝いたします。
日本館総本部内弟子修了生、トルコ在住
シアン,カラオグロ報告
■本間館長アラブ首長国連邦訪問
平成21年8月12日〜17日
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アブダビの子どもたちと語る本間館長 |
今回の本間館長講習会遠征にアシスタントとして同行した私アイルランド在住のマリウスが報告します。
私はエジプト講習会を終えた本間館長とアシスタントとして同行している日本館総本部内弟子修了生のシアン君とアブダビの飛行場で合流しました。今回の訪問目的は11月に開かれる日本館総本部AHAN活動の一つ「インターナショナル和太鼓コンサート イン UAE」の公演打ち合わせと下見、アブダビ内務省での演武指導、アブダビ合気道グループとの交流稽古でした。
本年11月に開かれる「インターナショナル和太鼓コンサート,イン,UAE」開催のため渡辺達郎特命全権大使を表敬訪問しました。
公演はHIGHER COLLEGES OF TECHNOLOGYが開催するアカデミックコンベンションで、世界各国から20数名のノーベル賞受賞者を招待し、7つ星ホテルで世界的に有名な「エミレッツ,パレスホテル」で開かれます。
今回のアブダビ滞在中、在アラブ首長国連邦日本国大使館 山上一等書記官、吉田文化広報担当官の案内によりアブダビ、ドバイのコンサート会場などの下見をする事が出来ました。厚く御礼申し上げます。
演奏はこれまで世界各地で公演経験のある長野県松川村の信濃之国松川響岳太鼓が担当します。これまでの響岳太鼓の活動はこちらをご覧下さい。
■AHAN和太鼓公演世界ツアー コロンビア公演に1万2千人の観客
■響岳太鼓トルコ公演 各地で大反響
■響岳太鼓トルコ公演プロジェクト、本間館長トルコ訪問
■響岳太鼓リオデジャネイロ公演、感動の2千人
■AHAN日本館主催、『松川響岳太鼓』演奏会報告
講演をする本間館長 |
本間日本館総本部館長がアブダビ内務省(Ministry Of Interior Genral Inspector Office)で合気道の演武指導をしました。本間館長の各国での指導経験などが評価され今回の指導となりました。内務省は内外の情報収集、移民局、警察などを統率する政府機関で、本間館長は演武のほかスライドを使った解説、各国の武道事情などの説明をしました。
内務省内でエルブシュラ氏、山上一等書記官と |
演武手伝いの皆さんと |
アブダビ合気道のフランシス先生と |
本間館長はジハド,フランシス先生が指導するUAEアブダビ柔道レスリング連盟に加盟する「アブダビ合気道」でドバイからの参加者も交えて稽古指導をしました。道場は広大なスポーツ施設を併設した驚くほどの広いスペースの一角にあり、整備された大道場に驚かされました。本間館長は夜クラスを2日間指導しました。
稽古中の館長 |
稽古の皆さんと |
日本館総本部内弟子修了生、アイルランド在住
マリウス,フレンス報告
※編集部
ポーランド人で現在アイルランド滞在中のマリウス君、トルコ在住で新婚ホヤホヤのジアン君、今回の本間館長の講習会に同行してくれて有難うございました。
今回アシスタントをしたマリウス君、ジアン君 |
■本間館長トルコ共和国イズミア市訪問
平成21年6月1日〜8日 |
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ズミアの合気道家に指導する本間館長
手前はトルコ語通訳のセーハさん
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毎年のように訪問しているエーゲ海に面したイズミア市、海と空のきれいな素晴らしい環境で長期滞在してみたい町のひとつである。この町から日本館総本部内弟子を修了し帰国したジハン.カラオグロ君の結婚式に招待されて訪問。
招待客600人を超える盛大な披露宴に驚かされる。さらに驚いたのは周囲の心配をよそに結婚式前日まで講習会に参加し新婚旅行まで延ばしたジアン君。写真の通りの甘いお仕置き。
甘いお仕置き |
式場にてジアンご夫妻と |
これまで幾度も稽古している現地道場の方々と再会、マート先生の新道場の訪問、トルガ先生の道場での講習会にはトルコ合気会のアリ先生などイスタンブール、アンカラなどからも集まってくれました。
イズミアの皆さんと
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日本館総本部 館長 本間 記
AHAN日本館米支援プロジェクトとして新たに本年3月から始まったヤンゴン市内にあるヤダナポン,ヤックニエン仏教孤児院への米支援活動は現地世話人の私ニ−ラが毎月米屋から直接仕入れて届けています。8月には日本館総本部AHANインターナショナルでアシスタントデレクターとして活躍、現在ベトナム航空機長としてベトナム在住のブライヤン,グロバスキー氏がヤンゴンを訪問、支援状況の確認と8月度の米を届けました。本年9月には日本館総本部6名がミヤンマーを訪問し、AHAN活動充実のための現地調査が行われます。
買い付けするニーラさん |
搬入を終えて |
米搬入写真 |
納品受領書 |
搬入を終えて |
納品受領書 |
納品受領書 |
ミヤンマー政府公認日本語ガイド
AHAN日本館ミヤンマー世話人 ニーラ サン報告
■AHAN日本館バングラデッシュ活動報告
平成21年5・6・7・8月 |
米の買い付けをするマジさん(ブルーのシャツ)と相棒のラタンさん |
首都ダカ市内に有る米支援施設のダーマジカ男児仏教孤児院とイスラム寺院ジャミイスラミア.モヒラ.モデラッサ.アッテカナ孤児院に対する米支援プロジェクトの現地世話人である私マジ,サカーです。私が直接米を買い付け、二ヶ所の孤児院に各500キロを毎月間違いなく届けております。四ヶ月分の領収書を送ります。バングラデッシュでの米支援はすでに3年間続いており、今年だけでも8トンの米を届けています。私は日本館のスタッフとして孤児たちの救済のお手伝いが出来る事を喜んでいます。
イスラム孤児院納品受領書 |
仏教孤児院納品受領書 |
イスラム孤児院納品受領書 |
仏教孤児院納品受領書 |
イスラム孤児院納品受領書 |
仏教孤児院納品受領書 |
イスラム孤児院納品受領書 |
仏教孤児院納品受領書 |
AHAN日本館バングラデッシュ世話人
マジ サカー報告
■AHAN日本館ミンドナオ活動報告
平成21年6月1日
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AHAN日本館ミンドナオ世話人アバ.ヤンチャ指導員 |
フィリピン国ミンドナオAHAN日本館の世話人であるアバ ヤンチャ指導員から活動報告が入っています。活動拠点となっているイリガン市の市長のLawrenceローレンス氏とジナ夫人Jinaの依頼と支援をえて活発な活動をしております。アバ指導員は現地篤志家たちの支援を受けて本年7月に渡米、日本館総本部で三ヶ月間二期目の内弟子研修中です。ミンドナオのイリガン地区は地域紛争の頻発発生地であり幾多の困難の中AHAN思想のもと活発な活動をしています。社会に浸透した武道のあり方を実践している合気道界でも類のない良い例となりつつあります。
今回のプログラムの推進役、イリガン市長夫人ジナ女史 |
「穏やかな心の育成を」
子どもたちの健全育成を目的とした合気道講習会が「Dona Maria Subclivision」において50人余りの子供達に合気道を指導しました。比較的恵まれた子供達に和合、調和の心を指導し講習会のプログラムには恵まれない子どもたちへの交流プログラムを組み込んだAHAN活動です。
体の変更の稽古は心の転換の稽古でもある |
アシスタント指導員レオ君の厳しい声が飛ぶ |
講習会の合間にプレゼントを持って施設に向かう子どもたち |
プレゼントに喜ぶ子どもたち |
「分け与える心が自己を満たす」
アバ指導員が指導するミンドナオ技術大学合気道部員、プログラム参加の子どもたちによる「恵まれない子どもたちの支援活動」をしました。子どもたちの相互理解が将来の安定安全、発展につながると考えてのプロジェクトです。市長夫人他多くの支援がありました。改めて感謝いたします。
刑務官たちと |
「少ないダメージで大きな効果を」
イリガン市の依頼により刑務官への合気道指導がありました。この指導はアバ指導員以下ミンドナオ技術大学合気道の部員たちも応援して行われ、常設クラスとして稽古する事になりました。
稽古が終われば底抜けに明るい |
■ネパール合気道日本館活動報告
平成21年7月30日
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寄付されたマット上のネパールレインジャー、エコー部隊合気道指導者候補生 |
ラジシ,ビスタ指導員によって指導されている「ネパール陸軍合気道」から活動報告が入っています。
ネパール陸軍レインジャー部隊500名によって稽古されている陸軍合気道はアニース,カハドカ大尉以下、ダン,グルン軍曹、指導者候補生80名が一日平均六時間に及ぶ稽古をしています。合間には各地方部隊での指導演武などをしております。国民の範となるべき軍人として健全な武道のネパール普及を目指しています。また陸軍憲兵隊でもビスタ指導員が指導しています。
道場外観 |
道場に敷かれたマット |
このたび部隊内に専用道場を開設、日本館総本部より寄贈されたマット100枚が敷かれ冬の指導者稽古にそなえています。
ダン ,グルン軍曹 報告
作業に安全は欠かせない |
18年前からデンバー市公園局への支援活動として毎年行われている春の勤労奉仕が今年も行われました。今年は市内プラット川遊歩道公園の掃除、ペンキ塗りなどで日本館の門下生やその家族友人など80名余りが参加しました。
現在はデンバー市主催の市民活動の一つとなりましたが、この活動のきっかけは本間館長の誕生日記念活動としてデンバー市に勤労奉仕を申し入れそのあと他の団体にも呼びかけ市民規模に発展したものです。日本館では秋にも勤労奉仕をしています。
「皆いるか?」「まだ戻ってないグループも」
カチャ!入ってない人すみません。 |
プロジェクトリーダー
ジェームス サルモン報告
■AHAN日本館総本部路上生活者食事支援プロジェクト
平成21年5・6・7・8月
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7月度の奉仕参加の皆さん |
AHAN日本館総本部は海外だけの活動をしているわけではありません。支援活動でもっとも長い活動歴のあるのは1991年から18年間続けているデンバーレスキューミッションでの食事支援活動です。
7月度には在デンバー日本国領事館領事の三井孝次氏とジェニー夫人が参加してくれました。有難うございました。
東テモール留学生のホセさん、
日本からの内弟子ノリさん。
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手前、三井夫人と奥、アバさん |
2009年5月度――230食
2009年6月度――320食
2009年7月度――315食
2009年8月度――320食
1991年1月に食事サービス開始以来の合計――5万7185食
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合気道小林道場(小林保雄道場長、http://www.cup.com/kobayashi-dojo/index.html)から指導部の小柳俊一郎先生が派遣され3日間の講習会があり100人余りが参加しました。この講習会は小林保雄師範、ご子息の小林弘明副道場長のご配慮によるものです。現在小林道場からは日本館総本部に林憲央君が「体験内弟子」として3ヶ月の予定で滞在しております。今後とも小林道場との交流を深めて行きたいと思っています。有難うございました。
アメリカ先住民族ナバホの方々と中央、小柳先生、内弟子たち |
日本館総本部事務局長 デビット.ゲラス報告
アバ.ヤンチャさん
おなじみフィリピン、ミンドナオ島AHAN日本館世話人であり合気道指導者である彼女は二度目の内弟子入門、地元の篤志家の支援を得てのチャレンジです。ミンドナオのイリガン市に残した道場はスタッフに任せての稽古三昧、一日五時間ほどの稽古をこなしています。
食事サービスの下拵え。奥、アバさん、手前、林君 |
林 憲央君
日本の小林道場からの内弟子。いきなりの海外生活。苦労の連続と思いきやそこは若さでカバー。予定の二ヶ月をあと30日延長してのチャレンジ。
ミチェロ.ザンレイ君
イタリアのチーズとプシュドーハムで有名なパラマ市から3度目の内弟子。バケーションになると渡米し我が家のように内弟子生活を楽しんでいます。
庭掃除 |
今回の館長コラム「海老と合気道的ファシリテーション思考」をHP用に編集していると、レストランのレセプションがオフィスに飛び込んできた。女二人男一人の三人組の若い酔っ払いが「我々は新聞社の者だ、この店の記事を書くためガーデンで一杯飲ませろ」と大騒。
泥酔者はお断りと云うと「書いてやる」「書いてやる」と凄みだす。本間館長に「ハイどうぞ」と言われて後が無くなり退却。
「どうしてアメリカ人はこうなってしまったのか。民主党が政権をとり「アメリカとは対等に意見を交わしたい」と発言しただけで大反響となっている。日本人が「対等」の言葉を使う事すら現在のアメリカ人には「許しがたい」と思っている人が多い事を日本人は気がついていない。アメリカ人に「対等」を求めるとなるとそれなりの報復がある事を忘れてはならない。しかしそれを恐れていたらアメリカ人の横暴は更に世界に広まるであろう。現在のアメリカは他国をならず者呼ばわりする事は出来ないのではないか」
本間館長談
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