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速報
ネパール地震に関して
4月25日に発生したネパール地震は多くの尊い命を失い、多くの人々が被災されました。
亜範日本館は4月30日にネパールに入国し、医薬品などを届け、今後の支援等の打ち合わせを行い、早急に必要とされる「飲料水浄化施設」の建設を支援する事になりました。
カトマンズ市内のネパール陸軍レインジャー基地内にある亜範日本館トレーニングセンターは民間被災者400名余りの避難場所となりました。
犠牲となられた方々のご冥福をお祈りします。
亜範日本館総本部
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合気道日本館総本部海外講習会報告
■ネパール陸軍レインジャー部隊定期訓練
平成27年3月1日〜3月7日 |
ネパールの首都、カトマンズ市内の陸軍レインジャー部隊基地内にある亜範日本館トレーニングセンターANTCにおいて述べ800名余りが参加して、アンアームコンバットの集中訓練がありました。日本館合気道を中心に様々な武道を組み入れたネパールレインジャー部隊の格闘技で、ネパール国内の訓練基地はもとより、国連維持軍として任務に当たる隊員によってイラク、スーダンなどでも指導されています。現在80名余りが指導者訓練を受け、7千名余りが必修訓練として稽古しています。
現地日本館認定指導員のラジシ ビスタ先生、同じく2014年夏にネパール陸軍よりデンバーに派遣され指導法などを学んだWO2ダン
グルン先生が指導企画を組み、非常に合理的な指導法を考案し、専任指導者養成部隊は一日7時間の厳しい訓練を受けています。
今回の訓練には日本館総本部から本間館長のほか日本館公認指導員ブライヤンへイ先生、同じくリック トンプソン先生、同じく祐二 コサスワスキー指導員、そして総本部門下生のボブ
スタイン、アンドレ イツーリチニ、日本館内弟子修行常連で日本の小林道場で修業を続ける松岡宏美さんが同行しました。
今回はトンプソン先生が柔術の寝技、警察官指導員であるスタイン氏によって警棒術と逮捕術が指導されました。また松岡宏美さんの技の動きや受身の美しさは若き隊員たちの大きな刺激になっていました。ANTC施設はシビリアンとの交流の場所としても開放されており、女性や子供たちにも指導されています。
厳しい訓練の合間にはヒンズーの奇祭の祝日があり、誰彼と無くカラーの粉を塗りあい同時に水も掛け合う「HOLYホーリー祭」に遭遇、日本館スタッフも若い隊員達によって全員が池に投げ込まれるという「祝福」を受けました。
パウダーにまみれた日本館一行 |
一向は世界遺産のカトマンズ近郊を巡ったほか、ネパールダウン症協会を訪問、子供たちの歌や踊りを楽しみました。
ダウン症協会の子供も粉だらけ(許可済み掲載) |
訓練終了後タイに移動する事になっていましたがカトマンズ空港で事故があり4日間の閉鎖足止めというハプニング。しかしタイでの日程が変更となっただけで、一向は無事日本を訪問、岩間の伝統岩間流合気修練会の斉藤仁平塾長や合気道小林道場の小林保雄総師範などの稽古指導を受けました。
関係各位のご厚意に感謝申し上げます。
■タイ国チェンマイ大学訪問、交流稽古
平成26年12月12日〜15日
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チェンマイ市の合気道指導者は大学教授の集まりでもあり、
アカデミックなレベルの高い「日本武道の理解」を感じた。 |
タイの古都チェンマイ市にある歴史校、チェンマイ大学の合気道同好会が私のコラムをリンク採用している縁から、大学など4箇所の道場を訪問し稽古をしながら友好を深め、様々な現地の事情を知る事が出来ました。
大学教授、精神学者、医師など専門職の方々によって構成されているチェンマイ市の合気道は、合気道の普及に努力されているばかりではなく、合気道を通して青少年育成に大きな貢献をされています。とくにSombat
Tapanya先生が代表を勤めるCommunity Peace Foundationの「 合気道黒帯をタイの子どもたちへ 」プロジェクトは代表的なものです。詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.imjaihouse.com/new/
訪問した道場では門下生の皆様、とても礼儀正しく稽古熱心で指導者の素晴しさが感じられました。本来なら個々の道場を紹介するところですが、チェンマイ市はタイでも有名な観光地の一つであり、世界中からの訪問者も多く、ときには礼を失する道場訪問者もあるとの事。したがってこの記事では個々の道場のインフォは控えさせていただきます。
「本間先生はフリーランサーですから」と大学教授らしい寛容なお気持ちで私を迎えてくれた先生方に尊敬と感謝を申しあげます。
また今回の訪問はタイ国合気会総師範深草基弘先生の事前のご承諾を戴き実現しました。誠に有り難うございました。
なお今回はフィリピン、ミンドナオ亜範で総本部内弟子成就のマイケル カンバン君を(Michael Caumban)研修として同行しました。
日本館総本部館長 本間 記
■ミヤンマー練武館道場訪問稽古
平成26年12月19日〜21日
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指導されるセン先生 |
ミヤンマーの首都ヤンゴン市にある亜範教育センターを定期訪問した私はミヤンマー北部の都市マンダレーから東に二時間余りのシャン州ピエンウーレン(Pyin
Oo Lwin)の大変に美しい山頂に開設されたミヤンマー合気会ニューオーガゼネーション(http://www.myanmaraikikai.com/)練武館道場を訪問、有志と稽古をともにしました。余りにも人家の無い山頂なので道場としては通う生徒に不便でないかと聞きましたら、その地域はすで土地開発が進み、後数年後には高級住宅が立ち並ぶとの事。日本で言うところの軽井沢、コロラドではアスペンという地域でした。
道場周囲は土地開発が進み買い占められた土地に塀だけが建てられている
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ポインセチアはこんなに大きくなります。 |
この道場は合気会本部や故斉藤守弘師範時代の岩間道場で修業を積んだ経験を持つウ ミャ セン先生(U Mya Sein )の新道場です。これまで事業を行ない合気道指導の道場も持っていたヤンゴン市から花の町として有名なピエン
ウー レンPyin Oo Lwin, に奥様と転居し悠々自適な合気道人生を楽しんでおられます。ミヤンマー合気会の創設者のウ タン
デン先生(U Thaung Din )に師事し、日本での修行後はウ タン デン先生の御遺志を継ぎ、ミヤンマー合気会の牽引役として活躍していましたが、日本人師範が割り込みその地位を奪われ、新たに新団体を作り現在に至っています。
セン先生の長い間の門下生は多く、こういった方々を中心に派閥などにはとらわれない自由な自己修行の為の道場を開き後進の指導に当たっています。
道場のスタッフの方々と |
なおミヤンマーの様に日本からの高段指導者やシニアジャイカ派遣指導員が現地指導者の努力を尊重しないで入り込み、その組織を事実上乗っ取るケースは他国にもあり、特にアジア諸国でのこういった行為は「侵略国家日本」の再現イメージとなり、青少年育成などの大義名分を掲げても現地の先駆者を無視しての行為は日本にとって害あって利無しといえます。世界の合気道家の皆さん、ミヤンマーに行った時はどうぞ組織を間違えないように。孤高の合気道家はウ
ミヤ セン先生です。
日本館総本部館長 本間 記
■イタリア パラマ市合気道講習会
平成26年11月5日〜10日 |
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マイケル ネム先生http://www.aikidoinsieme.it/
が主催する合気道インシメ主催で小児病院基金募集を目的とした講習会が開かれました。この会には三度目の訪問となる日本館総本部の本間館長をお招きし、イタリア各地から150人余りの参加者がありました。閉会式にはパロマ市長も出席、講習会純益は新しくパロマ市にオープンしたOSPEDALE
DEI BAMBINI小児病院に寄付されました。
パロマ市長から感謝状を受ける本間館長 |
この講習会では日本館総本部の木剣、杖の動きと体術の関係を中心に3日間に渡り指導戴きました。合気道インシメからは私を始め日本館総本部に数名のサマーマラソン講習会を含めた長期内弟子として参加しております。
今回の講習会も大変パワーある指導力で、最終日お馴染みとなった本間館長の杖フリーデモは、世界的作曲家ベルデイの出身地である事から、その中から選曲、
「こんなのは技ではないけど、まず杖を自分の体と一体となって捌けなくては技なんか出来ない」と云って会場一杯に動きながらの迫力あるデモをしてくれました。
古いパブに寛ぐ館長 |
講習会終了後は館長の楽しみにしていた地元のワインとパロマ市名物チーズと生ハムを楽しみました。
日本館内弟子成就
総本部公認指導員 ミケレ ザンレ (イタリア)
■2014年日本館総本部夏期マラソン講習会
平成26年8月1日〜9月9日 |
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「地獄のマイケル」ことバレラ先生と2014年内弟子 |
恒例のサマーマラソン講習会が40日間に渡って開かれました。この講習期間に会わせて各国の若い合気道家も3ヶ月間の内弟子として集まり、延べ900人余りが参加しました。一般的に合気道の講習会といえば夏のイベントとして日本人高段師範を招聘し3日から7日程度開かれるのですが、本間館長は「数日間の高段師範の指導で合気道が変る事はない。そういった講習会は組織力のアピールの場合が多い。私も以前は高段師範に来ていただいたが、もう高段日本人、師範と言われる方々の殆どが亡くなり高額な費用を使って招聘するレベルの指導者も少なくなってきた。同じ費用を使うなら、世界の若い現役合気道家を講習会に招き日本館の門下生と一緒に稽古してもらう方がはるかに有意義であり、長期にわたる講習会は道場に活気がみなぎり、国際交流はもちろん、他道場の方々との相互理解も深まり、全ての面で非常に素晴しいと思っている」とこのマラソン講習会の意義を述べています。この講習会に選抜されて参加した内弟子は米国のほかイタリア、日本、フィリピン、スペイン、ネパールからの申込者の中から10名が選出されました。2014年の内弟子稽古の様子はこちらをごご覧下さい。
選抜された内弟子たちには参加支援金として飛行機代の一部もしくは全額援助され、受講費、宿泊食事の費用等は全額亜範日本館が支援しました。講習会は本間館長が全クラスを指導したばかりか、内弟子たちの食事の世話一切も行ないました。日本館門下生の参加費用は原則無料、都合のつく方だけ基金箱に寄付をするというシステムでしたが、5000ドル余りの寄付が集まり、海外亜範関連施設の支援米購入に当てられます。
バレラ先生に対する内弟子からのお礼です |
今年も内弟子の体力トレーニングに「地獄のマイケル」事、日本館公認指導員マイケル バレラ先生が献身的に指導してくれました事を感謝いたします。
2014年の内弟子紹介はこの更新記事最後の「内弟子ニュース」に掲載しています。
亜範日本館総本部
副会長 エミリー ブッシュ
■本間館長 トルコ 合気修練道場指導
平成26年7月7日〜16日 |
講習会風景 |
講習会場前にて、向かって右、シアン先生、
左、中央本間館長、 マット先生 |
ロシア、NIS諸国の合気道家を訪ねていた本間館長はトルコのイズミル市に立ち寄り二日間の集中講習会を指導してくれました。本間館長は度々招かれて観光都市イスタンブル、首都アンカラなどで講習会を開いていますが、ここ数年はそういった大きな講習会は控え、日本館総本部で内弟子を数回体験している亜範日本館総本部公認指導員シアン
コログラス先生の指導するイズミル市にある合気修練道場のみ指導しています。
いつもの通りお元気な館長は、亜範関連事業である日本レストラン経営の勉強にと積極的に食材探求。今回は黒マグロ養畜をしている海上をオーナーである門下生の特別の計らいで視察しました。
地中海の海上養畜場にて |
畜養された本マグロ |
トルコにはレストランサービスを研修する為、亜範レストラン部門の優秀ウエイトパースン2名を同行されました。
2015年度夏期マラソン講習会にはイズミルから2名が参加します。
イズミル道場書記報告
カンボジア難民の亜範活動事前調査と現地スタッフとの打ち合わせのためカンボジアを訪問しました。
続報で詳しくお知らせします。
■ビレイハウス 19ヘクタールの農業土地入手
平成27年3月9日
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突然学校訪問した本間館長と子供たち |
亜範日本館が建設しその運営を支援しているタイの南東部ミヤンマー国境近くタコランにある亜範日本館ビレイハウスはこの度、バンコク在住の篤志家からビレイハウスと隣接する土地19ヘクタール(約10万坪)を長期契約の上で無償で借り受け、タピオカ栽培を始める事になりました。タピオカは栽培が簡単で天候にも左右されず、また食用だけに限らず化粧品の材料として需要が伸びています。
ブーゲンビリアが育ちビレイハウス前でビレイ牧師と |
ビレイハウスを背にビレイ牧師 |
山焼きにはしゃぐ子供たち |
農地造成が始っています |
本間館長がいつも話されるとおり、亜範の支援は丸抱えの支援援助ではなく「自立の為の支援」である事を前提に、ビレイハウスの自立運営を進めて行く計画です。
ネパール講習会終了後、飛行機事故で4日間日程がずれたためタイでの日程が大幅に変更する事になり、楽しみにしていた子供たちは諦めていましたが、一日早くチケットを入手できた本間館長がタイに戻り子供たちが通う学校を突然訪問。子供たちの必需品を届けてくれました。涙を拭きながら喜ぶ女の子もいました。
いつも我々の希望や約束事は必ず守ってくれる本間館長に神のご加護がある事を皆でお祈りしました。
ビレイハウス
ビレイ 牧師
■日本館総本部一行、日本訪問
平成27年3月10日〜13日 |
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お元気な小林総師範と弘明道場長 |
懇談する斉藤塾長と本間館長 |
ネパール陸軍レインジャー部隊指導を終えた日本館総本部一向はカトマンズ空港でのトルコ航空機事故により4日間足止めとなり、タイの日程を変更して
日本入り、合気道小林道場、岩間の伝統岩間流神信合気修練会を訪問し稽古に参加させていただきました。小林保雄総師範はお元気に指導に当たられ、70歳も過ぎておられながら、自ら受身を取って初心者を丁寧にご指導される総師範に大変感動しました。伝統岩間流の稽古では斉藤仁平塾長が厳しくも理のある稽古指導をしてくれました。稽古後は小林道場、岩間道場ともに夕食の接待を戴きました。貴重な体験ができました事を感謝申し上げます。
亜範日本館公認指導員
リック トンプソン報告
■本間館長 ラオス、タイ、ミヤンマー、日本訪問
平成26年12月5日〜25日
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アジア4カ国の巡回、其々の訪問先で様々な体験をする事が出来ました。最近はベトナム、ラオス カンボジアなどを亜範活動事前調査のため訪問していますが支援先を探すというのは意外と難しく、支援漬けとなり、それを生業としている人や団体も多く、本当に支援を必要としている人や団体を探すのは意外と時間が必要です。これまで亜範日本館が独自に選んで支援を続けている団体は其々はっきりとした成果が確認でき嬉しく思っています。
ラオスの4日間訪問は、主に支援施設で最近問題となっている、観光業者と一体となりその日だけ障害などのある子供にショーなどをやらせて寄付を集める偽支援施設の視察を行ないました。
タイでの5日間は亜範ビレイハウスの定期訪問、チェンマイ市の4道場での稽古、同じくチンマイ市にあるタコラン ビレイハウスの上部教会で主にミヤンマー難民の子供の教育収容施設を持つPADA TARASAPANAN Churchを訪問し運営状態などを視察しました。ここでは600名余りの子供が生活し他に400名余りが地域から通って教育を受けています。その後、タコランのビレイハウスを訪問し子供達に状況を報告しました。
運営状況を聞く |
千人収容の食堂 |
校舎 |
履物を見て生活がわかる |
チェンマイ大学の皆さんと |
ミヤンマーでの4日間はや亜範ヤンゴン教育センターを訪問、教育センターには民主化と並行するように高等教育を求める子供たちも多く、ミヤンマー各地からヤンゴンの大学進学を目指してやってきます。しかし地方の教育レベルでは中々難しい受験対応の為、センターに通い学習します。日本で言う「予備校」に良く似ています。地方からの優秀な子弟にはほぼ無料でセンター宿舎を提供し夢の実現のため亜範コーデネーターのニイラさんとその家族全員が支援しています。ご両親そしてニイラさんの姉ママレさん、妹のジンジンさん全員元学校教師です。ミヤンマーの大学受験はレベルが高いのですが亜範教育センターの大学合格率は100%に近い実績があります。このセンターは教育目的だけではなくミヤンマーの様々な民族の子弟が共同生活を送ることで相互理解を深める目的もあります。写真は教師感謝の日で一年に一回開かれ、卒業後も行なわれます。
亜範教育センターの生徒たちは全国から集まる
向かって右端 ママレ先生 |
先生感謝の日 |
お祝いの食事会 |
亜範支援施設ヤダナポン僧院孤児院訪問、マンダレー市郊外 シン先生錬武館道場を訪問し稽古をさせて戴きました。
TVを見て寛ぐヤダナポン僧院孤児学校の子供たち |
シン先生と僧院で |
日本では岩間、伝統岩間流神信合気修練会の斉藤仁平塾長訪問を訪問、父親である故斉藤守弘師範の古いお弟子さんたちが集まり様々な当時のお話をお聞きしました。日本支部の宍倉氏には日本支部忘年会の幹事役やドライブなど随分お世話になりました有り難うございました。
■ビレイハウス 少し早いクリスマス
平成26年12月11日〜16日
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タイ郊外の亜範日本館ビレイハウスは自立運営に向けて着々とその計画が進んでいます。完成した伝統工芸伝承センターでは学業の合間に腰織りの技術や竹細工などの制作が行なわれています。また長期借り入れを計画しており、農地ではタピオカ栽培に向けて準備が行なわれています。
学校から帰宅後は必ず一時間の仕事をします。 |
どれにしようかなーー。 |
おいしーーい |
動物園にて |
本間館長の訪問に会わせて少し早いクリスマス。今年も生徒全員を2時間近くドライブの必要な大きな町へ招待してくれました。子供たちは難民規則から、タコランからは許可なく自由に移動が出来ない事になっており、事前に許可を貰っての遠足です。「社会に出たら自分で買い物などをしなくてはならないし」という本間館長の考えから、買い物予算を貰った子供たちが自由に買い物を楽しみました。有り難うございました。
ビレイハウス
ビレイ牧師
■ミヤンマー 亜範教育センター訪問
平成26年12月16日〜18日
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縫製工場前にて私の家族と本間館長 |
久し振りに本間館長がセンターを訪問してくれました。教育センターから大学に進学した生徒たちにはすでに卒業をし社会で活躍している人も育ち始めました。またヤダナポン僧院の子供たちも一部は高校へと進み、亜範日本館が建設寄贈したジャンゴン教育センターに移り、高校に通っています。
様々なアドバイスを本間館長から受け実行してきました。数年前には政局が不安定で日本人観光客が激減し日本語観光ガイドであった私に「やがて安定するとミヤンマーは海外からの大きな投資国に発展するので、そういった日本企業の進出コーデネイターを始めたら良いでしょう」との助言で日本からの縫製工場の誘致をお手伝いし、従業員500人規模の縫製工場の現地コーデネイターとしての仕事を始め、すでに日本への発送も順調に行なっている状態です。
500人分一日3食を作るキッチンにて本間館長 |
自宅であった小さな教室が雨期のため膝まで浸水する中で子供たちが熱心に勉強する姿を見て僅か数ヶ月で新しい自宅件教室を購入し、その後も様々な支援をして下さった本間館長に感謝申し上げます。
ミヤンマー亜範日本館
コーデネイター ニイラ サン
■タイ ビレイハウス伝統工芸継承センター完成
本間館長 開所式参加
平成26年9月30日 |
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手前が完成した工芸センター、奥がビレイハウス、右がチャペル |
亜範日本館が資金提供し、夏から建設中であったカレン族の伝統工芸をビレイハウスの子供たちが学ぶための建物とビレイ牧師家族の住居が完成し開所式に出席しました。「子供達に何らかの伝統技術を身につけさせたい」という私の願いが叶い大変喜んでいます。カレンの子供たちは自宅ではカレン語、学校ではタイ語という環境であり、祖国ミヤンマーではビルマ語が公用語となっています。タイ国への定住も非常に複雑であり、帰国を受け入れているミヤンマーに戻ってもビルマ語の生活には障害があります。「語学はさほど必要の無い『技術』を身につけることの大切さ」を実体験する為のセンターとして利用してくれる事を願っています。
完成した継承センターでビレイ牧師、本間館長 |
この工事でもビレイ牧師は重度の障害を抱えながらもあらゆる工事に積極的に加わり、彼の行動は体の不自由な方々はもちろん、多くの人々に感動そして勇気と希望をあたえ、最近では体の不自由な子供を連れて訪れる親御さんが増えています。どうぞ今回の工事におけるビレイ牧師の様子をご覧下さい。続けてビレイハウス建築時のドキュメントもご覧いただけますバック音楽は日本唯一の賛美歌として知られる『賛美歌404番山路越えて』です。
開所式には五年前にビレイハウス建設工事に参加した日本在住の東北大学大学院生の遠藤駿君も日本から同行しました。発展したビレイハウスの様子に大変驚いていました。
これまでのビレイハウスドキュメント映像はこちらをご覧下さい。
■本間館長 タイ 日本訪問
平成26年9月30日〜10月9日 |
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ビレイハウス伝承工芸継承センター開所式参加後(記事は上記)、委託取材でミヤンマーとタイの国境線を訪問。
亜範日本館の関連事業である日本食レストランDOMOの食材調達のため9日間日本へ。DOMO は亜範活動を支える幾つかの事業のひとつであり、使用する食材の一部、とくに海草、山菜などの乾物類は訪日のたびに直接品質を確認して仕入れ、米国に発送しています。
人材交流事業再開のため秋田県東成瀬村を訪問、郷土料理の講習会等に参加しました。
山形県酒田市にはDOMOの特選酒として提供される初孫酒造があり、醸造主である佐藤社長に案内いただき工場を見学しました。
初孫酒造で効き酒をする。奥が佐藤社長 |
米国帰館前、茨城県笠間市岩間の伝統岩間流神信合気修練会、斉藤仁平塾長を訪問、亡き斉藤守弘師範の霊前にご焼香しました。
故斉藤守弘師範ご霊前にて斉藤塾長と |
■本間館長 ベトナム バングラデッシュ タイ訪問
平成26年6月13日〜26日
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ビレイ牧師 夕方の祈り、チャペルにて |
ビレイハウスを定期訪問し運営状況の確認などをしました。生活、食事、教育、健康など特に問題は無い事を確認しました。子供たちは放課後の生活も規則正しく、またスポーツも積極に楽しんでいます。新たな事業として伝統工芸継承センターの建設や来客者増加のためトイレを施設する事になりました。
子供たちが大きくなった |
登校前にパチリ |
靴は、OK
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手作りバスケット |
バレーボールネット
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蹴鞠チェンロンのネット |
宿題を舎監のおばさんに見てもらう |
子供たちの食欲は旺盛 |
大きなバナナを収穫 |
フエ市のボランテアノ方々と |
タイのビレイハウスの子供たちと一晩を過ごしベトナムに向かった。
旧南北ベトナム国境の町フエ市はベトナム戦争激戦地。中央にある世界遺産の旧王宮ダイノイ(DAI NOI)では少年機関兵が鎖で身体を銃座に結んでの応戦でそのままの死体が幾つもそのままになっていた。これは日本館総本部のベトナム系アメリカ人門下生Hさんの証言であり、フエは彼の生まれ育った町でもある。この町には教師を定年した方々で作る小さなボランティアグループがある。このグループはベトナム戦争中に使用された枯葉剤によって汚染された水や魚、動物などから感染した母親から生まれた障害児とその家族を支援している。
介護する人々も高齢となった人が多い |
家族に戦争は終わっていない |
苦しいなかにも笑顔は忘れない |
支援米、食用油などを支援した |
使用した側である連合国からはすでに多額の保証金がベトナム政府に支払われているが、―――。ここまでとしておく。このグループは政府や連合国に敵対する為に存在しているのではない。純粋に『被害者のために』に米や油、僅かなお金を支援している。話には聞いていたが実際に被害者たちが肩を寄せ合って暮らす地域に行って驚いた。過ぎた時間が看病する年老いた親達に感じた。自分の体すら自由にならない母親が成人以上に達した大きな息子を背負う姿には言葉を失った。
ベトナムもそしてバングラデッシュも海外からの直接支援は原則禁止されている。バングラデッシュで認可を貰いに行ったら「まず私に幾ら戴ける」と切り出された。確かにこれまで亜範日本館が関与した国、モンゴル、ラオス、カンボジヤ、ネパールでは「支援金詐欺」の為の偽慈善事業家や団体が氾濫し政府が管理する事となったようだが「これほど儲かるなら政府で」となってしまった感がある。こういった事態はミヤンマー、東ティモール、中央アメリカ諸国などの過去に紛争があり大量の支援金や物資が入り込んだ国に多く見られる。しかし貧窮するのは手元に入ってこない弱者たちである。私が幾度も注意深く支援先団体を調べるのはそのためである。フエのグループは元生徒などに呼びかけて細々と支援活動を維持していた。亜範支援の価値のある団体であるが手続きに国家的ルールが存在し決断しきれないでいる。
ベトナムにはもう一つ大きな悲劇が残されている。戦争孤児というと、従軍や戦火で両親を失ったと思いがちだが、連合軍兵士によって強姦され親もわからない孤児が沢山いる。特に激戦地となったあたりには連合軍の突撃部隊として参戦した韓国兵によって強姦などをされた女性の子供(もう子供とは呼べない年齢だが)たちが「ダイライハンDAI LA HAN」とよばれ苦しい生活を送っている。また歴史に明確に留める『大虐殺』も行なっている。ある国の人権団体の委託取材で訪問したので写真などは掲載できないが、タイビン村やハミ村の入り口にはその悲惨な記憶を留めた記念碑が建っていて、そのモザイク画の軍服姿の腕の部分にははっきりと韓国軍の猛虎パッチが描かれている。なぜベトナムの人は声を大にしてこの問題を世界に訴えないのか不思議である。事実が有ってもベトナムの学校では教えないとの事、最近日本の過去の歴史に対する批判を執拗に繰り返す韓国であるが、戦争は何処の国の誰がしても「馬鹿げた事」、他国を批判する前にまずは自国の過去を見つめる必要があるだろう。互に剣を鞘に納めてから話し合いが始る。己の口元にケチャップがついているのに他人の口元のケチャップを笑うーーベトナムの方々と笑いあいながら話し合った。
先のHさんとフエで合流し、フエ市の体育館「チュア テエン フエ Thua Thien Hue」内で合気道の稽古も見学した。夕方であったが汗のにじむ広場では空手の稽古が、大きな体育館の一室では合気道のグループ15人余りが熱心に稽古していた。長く見学したかったが「耐え切れない暑さ」に外に出てしまった。「現地の人は強い」それだけであった。
空手の稽古は外で |
展示されている戦勝品の戦車 |
今回の訪問では人道活動家として尊敬されている故SIEY 師の名前をグループ名とした「BAC SIEY」の代表Nguyen Doc先生と奥様、仲間の先生方に大変お世話になり感謝申し上げます。(TOP写真の皆さん)
教師の皆さんと、新校舎建設現場で |
バングラデッシュは相変わらずである。相変わらずとは、つまりここ10年ばかり人々が豊になった様には見えない。限られた生活の中で豊な心は持っているが、近隣諸国に比べればどうも「歩み」が遅く感じられる。高級な私立学校も有るが貧しいカーストの子弟教育はイスラムモスクにある粗末な寄宿舎付き学校で行なわれている。
亜範日本館が支援し、学校建設にまで関与したマデラッサイスラム女児孤児学校は7歳から16歳までの女子350人以上を教育している。一般教育もなされるが、イスラム教育が主体である。それでも校舎で生活し食事が保障され読み書き程度は習えるこの施設は彼女達にとってはもっとも安全な場所である。現在毎月750キロの支援米と教育機器購入、男子校舎建設資材などを支援しています。
ラマダン(断食月)があけてお祝いの食事をする
高学年の女子生徒たち
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勉強中の年少児童 |
支援の確認と打ち合わせをする本間館長 |
現地スタッフのお二人 |
今回の訪問でも亜範バングラデッシュのコーデネイターであるマジ サカー君と床屋のラターンさんに随分お世話になった。また独立後最初の国務大臣であったサカー君のお父様のご配慮で経営するホテルをいつも無料で提供していただき感謝申し上げている。
亜範日本館 本間記
今年で25年目を数える食事支援活動、数も7万6千食を超えた。路上生活者というと後ずさりする人も多い。私はこれまで何らかの被害を直接蒙った時は一度もない。たとえ何か起こっても周囲の食事を待つ人々が私の間に入ってくれ、更にそのトラブルメーカを2重3重に取り囲み一切の音もなく「処置」してくれる。これがこの世界のルールであり、食事担当に反抗したらどうなるかを知っている放浪者たちの掟でもある。勿論、この混乱を制圧した連中には多目に肉が盛られる。全て暗黙の常識であり、目を一瞬あわせ顎をしゃくればそれですむ。何となく恐ろしそうだが、路上生活者が300人余り、先頭となれば朝から並んでいるであろう空腹の人々が作り出した仲間の掟である。最近は一概に路上生活者とは言えない人々が目に付くようになった、若い放浪者や、明かな家出、非行少年少女、スマートホンを見ながら列に並ぶ者、立派なマウンテンバイクに乗ってくる者など仕事も金も住むところもなしーーという本格派の路上生活者はめずらしくなって来た。数は減っていないのだろうが、路上生活者モドキに圧倒されている感がする。そのためか「路上生活者の掟」が緩んで来ている様な感がする。しかし食事支援の根本は「食事に事欠いているか否か」ではなく「ここに食事があるよ」が基本である。貧富を選ぶ必要はない。少なくともそこに行けば同じ様な境遇の者たちがいて温かいスープがある。これに尽きると思う。毎日を其々の環境下で必死に生き抜くなかで、暖かい食事提供の場は、腹に詰め込む食事以上に大切なもの与えているはずである。そしてそれが私の願いである。
一般的に自由人である彼らは管理された環境下での支援を拒否する人も多く、
現在は23年余り食事支援場所としていたデンバーレスキューミッションから市内にあるSt. Elizabeth’s of Hungaryという教会の路地裏に集まる人々、つまり更に状況の悪い環境に集まる人々へのサービスに変更して2年余りとなります。教会ではありますが、ミサなどの参加も強制されず、様々な宗教、そしてルーツを持つ人々に配慮した教会の方針に敬意を表しています。
朝稽古終了後、下拵え |
ネパール陸軍レインジャー部隊派遣のグルン准尉 |
月一回の食事支援サービスは40年近く前の渡米時、持参した僅かな現金を同胞に騙し取られ、家族が崩壊し、河原の野草を食べ、橋の下で寝た私にとって米国生活の原点であり皮肉にも癒しの場でもあります。食事サービス前日、日本館門下生による下拵え、当日早朝5時には調理が始ります。最近は私の年齢も重なり、大鍋を一人で扱う事は難しくなってきたのでDOMOレストランの若いシェフに手伝ってもらっています。彼らはミヤンマーからの米国認定難民たちで「数年前までは我々が並んでいた」と笑いながら米国での新しい生活に感謝しながら手伝ってくれるのです。アメリカに定住したベトナム、モンなどの米国生まれの子女たちも積極的に手伝ってくれています。また この食事支援には日本館を訪問する様々な国の人々も参加し体験していただいています。
亜範日本館フィリピン ミンドナオでの海漂民バジャウ族と児童保護施設での食事支援。
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この体験が帰国後に自国の食事支援に生かされている事は本当に嬉しい事とです。一杯のスープが空腹を満たすだけではなく、数え切れない多くの人の心の栄養素となっています。皆様の支援に感謝いたします。
日本館総本部
館長 本間学 記
これまでの支援記録
2014年 5月18日――305食
6月15日――286食
7月20日――304食
8月17日――290食
9月21日――305食
10月19日――287食
11月16日――286食
12月21日――265食
2015年 1月18日――242食
2月15日――258食
3月15日――252食
1991年開始からこれまでの総合計76,542食
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■2015年度初心者クラス始る
平成27年1月6日
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今年最初の初心者クラスの第一グループ |
初心者クラスが始りました。日本館での初心者クラス体験者総数は統計を始めてからでも2万5000人を越えています。今年の初心者クラスは初心者獲得キャンペーンなどの効果もあり、三コース開かれる新年初の初心者クラスには合計53名が集まりました。今年からは初心者クラスの受講料をクラス条件は全く同じで半額の27ドル、50%の値下げをしました。これは「現在の日本館は道場を維持する経費があれば充分、少しでも多くの方々に合気道を楽しんでもらいたい」という本間館長の考えからです。またこういった事が可能なのは日本館総本部が安定した運営を継続している信頼の証でもあり、本間館長の武道指導の哲学が実践されています。
この件に関連するコラム 「爺さんはもういらん」 開祖の残した言葉 をお読み下さい。
日本館総本部
会長 ダグ ケリー
■合気道日本館総本部「入門者獲得キャンペーン」
平成26年12月7日
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道場に集まったブロンコ ファン |
毎年一月は初心者が一番入門する時期です。それに会わせて日本館道場の紹介キャンペーンが開かれました。日本館総本部の近くには米国フットボールチーム、デンバーブランコスのホームスタジアムがあります。駐車場などを通り抜けて行くと15分程度の距離です。ホームゲームになると6万人余りの観客を飲み込みます。そこに着目した本間館長「試合前にテールゲートパーテーを日本館でやればいい、袴以上の門下生全員が接待役となって、パーティーをしながら日本館や初心者クラスの宣伝をしましょう」の提案。さっそく試合日に会わせて組まれた企画は二週間前。日本館が運営する日本食レストランDOMOとも合同で呼びかけ3日後には予定の200人の申し込みがあり急遽150人を追加、当日は300名の参加者で大賑わいとなりました。
はずれなしの福引 |
蕎麦、カツカレーなど6品のフードブース |
無料の食事や飲み物がサービスされ景品つきの抽選も行なわれ会は大成功。新聞に少し大きめの広告を2回掲載する程度の支出で300人もの人を道場に集める事ができ、しかも会場は道場の中。あえて此方からクラスなどについて切り出さなくとも相手から聞いてくるためスタッフは大忙しのブランチとなりました。こういった努力もあり27年度の新年初心者クラスは53名余りの入門者となりました。
亜範日本館総本部事務局
■デンバー市公園局主催 感謝夕食会
平成26年11月19日
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公園局の感謝を受ける |
毎年春と秋に行なわれている日本館の勤労奉仕。今年で24年目を迎えました。デンバー市管轄の公園花壇や散策路、ハイキングコース、河川敷など、ありとあらゆる場所に出没、日本館アーミーのニックネームを戴くほどの統率の取れた日本館の活動は大きな評価を得ています。この日デンバー動物園の宴会場でボランティア代表が招待されての感謝会がありました。日本館からは私、エミリー
ブッシュと日本館関係者2名が招待され感謝状を受けました。
24年前、本間館長が「誕生日に生徒が祝ってくれるのは有りがたいけど残るのは翌日の二日酔い、何かもっと健康的なことを生徒と一緒にやろう」と始めたこのプロジェクト、現在では街を愛する多くの市民団体が参加するデンバー市公園局の大きなプロジェクトに発展しています。今年の活動は以下の通りです。
日本館副会長
エミリー ブッシュ
*秋の勤労奉仕 平成25年10月4日
“Put the Beds to Bed”プロジェクト |
ご苦労様でした |
可哀想だけと来年のために |
花壇の事を英語ではフラワーベッドといいます。つまり「花壇をベッドに寝せる」という語呂合わせです。秋になるとやがて花壇の花が種をつけます。様々な草花でデザインされている花壇にこの種が散ると翌年にコントロールが聞かなくなるため、花壇の花はまだ花の咲いてるうちにタイミングよく根こそぎ抜き取り土を耕し翌年に備えます。まだ元気な草花を抜くのですからこの事情を知らない人は不満を口にする人もいます。抜き取る我々ですら複雑なのですからーー。
今年の作業はデンバー市役所とコロラド州庁に挟まれたデンバーのランドマークである「シビックセンターパーク」でこれまで幾度も作業した経験のある公園で手筈良く予定した5時間を3時間あまりで完了し公園局関係者も驚いていました。
この日の作業にはネパール陸軍レインジャー部隊から日本館合気道訓練のため三ヶ月間派遣された私ダン グルン准尉がリーダー役を任せられ、米国における奉仕事業の体験をしました。
2014年度リーダー
ダン グルン准尉
*春の勤労奉仕 平成26年6月7日
O’Fallon Parkプロジェクト |
作業前の打ち合わせ |
デンバー公園局が管理する公園は殆どがデンバー市内とその近郊に所在するが、今回の公園は市内から一時間ほど山中に入った自然豊な場所。主な作業は大型の野生の鹿などが管理地に入らないようにするための柵の交換作業。かなりキツイ作業でしたが50名ほどが参加し事故もなく24年目の秋の奉仕作業を終了しました。
散策路整備 |
動物保護フェンス |
2014年度リーダーブ
ライヤン ヘイ先生
■秋の課外授業 日本館訪問
平成26年10月16日
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日本庭園で説明をする日本館副会長エミリー ブッシュ |
剣のデモをする日本館生 |
日本館総本部では過去20年余りデンバー市及び近郊の学校からの課外授業訪問を受け入れています。本年度は700名余りの小、中学校生とその保護者などが訪問しています。通常は春に集中するのですが、今年は秋にも受け入れる事になり10月度だけで160名を越える子供たちが訪問しました。折り紙、ゲームを体験し、合気道のデモを見学、民具館や日本庭園の説明見学、更には日本館の亜範活動に於ける支援対象としている子供たちの状況説明などがされています。
昼には日本館付属のDOMOレストランで昼食、食事前のマナーや箸の使い方なども紹介されます。このコースは一人10ドルで3ドルはランチの材料費、7ドルは全額亜範活動費となります。コースの説明役のスタッフは全員ボランティアで、仕事や大学の授業の間を空けて奉仕してくれています。ランチは全て本間館長が自ら調理します。
日本館総本部公認指導員
課外授業担当スタッフ
ユージ コサコスキー
■Dr.ミノル安井 Inn
of court 定例パーティー
平成26年6月3日
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10年目を数えた「Dr.ミノル安井Inn of court定例パーティー」が100名を越えるデンバーや近在の法律関係者が集まり、日本館総本部日本庭園で開かれました。Dr.ミノル安井Inn
of courtは1996年に本間館長にコミュ二テー ボランテア賞を授与しているほか、これまで毎年亜範日本館に様々な支援を続けてくれています。日本館に付属するDOMO日本食レストランのガーデンバフェでお楽しみいただきました。この会を毎年ご紹介下さるケリー羽田判事は日本館の様々な企画の理解者として支援いただいております。心から感謝申し上げます。
編集部―Inn of court:
ミノルヤスイ法律機関ははコロラドに在る6つの法律機関の一つです。1996年に設立され、判事、弁護士、法学生の139人のメンバーからなっています。
機関理念は司法機関として法の高潔な道徳性を保ち、新しい弁護士を育てることです。
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日本館総本部亜範インターナショナルデレクター
NPO日本館副会長
エミリー,ブッシュ 記
各国亜範日本館コーデネイターからの活動報告
■バングラデッシュ亜範日本館より
平成25年7月12日
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基礎工事が進む |
届けられた男児収容施設工事用資材 |
マデラッサイスラム女児孤児院付属学校への支援米などの配送は添付領収書などにあるとおり毎月行われています。現在、男児の為の校舎建築を始めており、基礎工事用のセメントを届けました。本間館長と日本に対して最大の感謝のメッセージがありました。
亜範バングラデッシュ
コーデネイター マジ サカー報告
■ネパール亜範日本館より
平成26年3月22日報告
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国を愛する心は様々な表現方法が有ります。歴史あるネパールの町や自然環境を我々部隊が率先して保護する事も平和時における軍人の勤めであると考えています。カトマンズには世界遺産などの史蹟名勝が多いのですが、環境問題となると大きな問題があります。この日は亜範活動として有名寺院の清掃作業をしました。
今日3月21日は「世界ダウン症の日」です。我々レインジャー合気道指導者養成部隊は「ネパールダウン症の会」の支援啓蒙パレードに参加しましたこれは亜範総本部の社会貢献活動にならって行なわれたものです。厳しい軍隊生活の中でソフトな民間活動に参加できる事をとても有意義な事と思っています。国民の幸福のため我々は厳しい訓練をしますが、戦闘服を脱ぎ支援を必要としている人々のお役に立てる事も大変重要な事で嬉しく思っています。
実戦訓練 |
候補生たち |
今月の我々指導者候補生部隊の袴会クラスの稽古風景です。袴クラスでは実践訓練として合気道を生かした様々な訓練も行なわれています。
5月31日、我々、合気道指導者養成部隊70名はカトマンズを流れヒンズー教仏教などではもっとも神聖な川とされるBagmati川の大掃除をしました。
宗教上の関係もあって「物を川に流す習慣」から川の汚染状況は酷く、観光を主力経済としているカトマンズにとって大きなイメージダウンとなっていました。
汚染が激しく隊員が入っての清掃には最大の注意を払い、亜範活動の一つとして清掃活動に当たりました。我々が率先して行う事で一般市民に啓蒙できれば幸いと考えます。
日本館総本部内弟子成就
ネパール陸軍准尉
ダン グルン報告
■トルコ イズミル亜範日本館
平成26年1月20日報告
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やったー |
亜範イズミルは中央道場「合気修練道場」を移転、稽古を始めました。子供クラスの昇級試験料全額を昇級記念としてルキミア財団に寄付しました。また有志がルキミアの子供の為に献血をしました。
ハーィ カメラはこっち |
大人も昇級 |
来年の夏のマラソンには私と生徒一名が参加します。
私の息子の初めての稽古着姿です |
トルコ イズミル亜範コーデネイター
日本館総本部内弟子成就
シアン コログラス先生
■タイ亜範日本館より(ビレイハウス)
平成26年2月3日報告
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新しく完成した伝統工芸継承センターで生徒たちが様々なデザインを考えながら腰織り技術を習得しています。また冷水器や制服、靴などのプレゼント有り難うございました。
伝承の織物技術を学ぶ
ビレイハウス伝統工芸継承センターで
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ビレイハウスへの訪問者が多くなり、新たなトイレ設備が必要となり建設を始めました。建設資金の支援有り難うございました。
完成したトイレ |
信徒の協力があってのこと |
本間館長 新しいオルガンを寄贈して下さり有り難うございました。あまり立派過ぎてまだ充分に弾きこなせませんが、館長が今度来られるまでには「アメイジン
グレイス」を弾いて皆で歌えるようになっておきます。楽譜有り難うございました。生徒たちは工芸センターの工事の手伝いを毎日しています。
カートに乗ってオルガン選び |
オルガンと子供たち |
■フィリピン
ミンドナオ亜範日本館より
平成26年3月23日
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私を始め数名のミンドナ亜範スタッフがDalipugaデイケアーセンターを訪問し食事のサービスをしました。何らかの不都合状況にある家庭の子どもが集まっています。子供たちは大変喜びお礼の唄を歌ってくれました。
食事サービスをしました |
フィリピンミンダナオ全島から集まって競い合う「ドラゴンボートフェスティバル」参加への集中トレーニングのため地元チーム20名が道場で基礎体力トレーニングをしました。行なったトレーニングは日本館総本部内弟子の体力養成法で、かなり厳しいものでしたが全員メニューをこなしました。
トレーニングに励むチーム |
参加チームの方々と
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ミンドナオ亜範ラーニングセンターでは積極的に社会活動をしており、活動を通して地域の人々が合気道への理解を深め、特に保護者からの大きな支持を得ています。
最近では児童保護施設のフェンスの補修、遊具の安全利用のための整備、ペンキ塗りなどをしました。
フェンス補修工事 |
ペンキ塗り |
ボランテアスタッフと |
亜範日本館ミンドナオが継続支援している漂海民バジャオの集落にある亜範ホープセンターにおいて恒例の食事支援や衣類などの支給を行ないました。
支援食の準備 |
衣類を手渡すスタッフ |
2014年度の夏期長期講習会には各国からの参加者がありました。1日平均7時間余りの稽古を三ヶ月間続ける内弟子生活は決して楽なものでは有りません。時差、食生活、生活習慣、体力差など様々な問題を克服して目標を達成しなくてはなりません。しかもそのゴールには大きな試合やトロフィーの夢が有るわけでもありません。多くのスポーツや武道は「試合に勝つ為」の集中トレーニングですが合気道には試合が無く、試合によって得られる名声や地位、スポンサーなどからの大きな支援も存在しません。日本館の内弟子たちは一心に修業に打ち込み
「無所得の所得」の境地となって激しい稽古に耐えるのです。残念ながら力及ばず離館する人もおります。誠に残念な事にこのような方々が自己の脱落弁明の為に非常にネガテブな感想をフェイスブックなどで流す人がいます。最後まで成し遂げた方々にとっては誠に迷惑な行為といえます。
日本館の厳しい稽古を耐えた人たちは参加者は全て個性のある素晴しい方々です。紹介しましょう。
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ミケレ ザンレイMichele Zanrei
Italy
イタリアはパロマジャンチーズとプシュドーハムの本場パロマに本部のある合気会系道場からの参加。
7回参加の常連で「ただいま」と云ってやってくる。
パスタ料理は内弟子たちの空腹を充分満たす腕前。
合気会合気道弐段
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松岡 宏美 Hiromi Matsuoka
日本
日本の数少ない開祖存命中の本部指導部師範のお一人である小林保雄総師範の合気会合気道小林道場の大切な門下生。
小林総師範の承認を得ての4回目の参加、今では新人内弟子の指導役。合気道は8才のときから稽古を始め、世界各国での稽古経験を持つ。
合気会合気道三段
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ルカ ボセデ Luca Bocedi
Italy
イタリア ナポリの出身、IT関係の仕事を自営し、ファッションセンスも良くユニークな髪型はさすがナポリ。
日本館のビデオ制作などに活躍してくれた合気会系の道場から3度目の参加。
合気会合気道弐段
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八木 大樹 Hiroki Yagi
日本
日本からデンバー大学留学生として留学中、日本館総本部内弟子を成就し帰国、現在では金属関係の会社で世界中を飛び回る忙しさ。
日本館のHPなどの構成に携る。二回目の参加
日本館合気道初段
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遠藤 駿 Syun Endo
日本
日本の合気会合気道小林道場傘下である宮城県仙台市の白川道場からの二度目の参加。
今回のマラソンではもっともユニークな参加者。
一回目の参加は彼の通う名門大学、東北大学の大学院の春休み、内弟子一週間後に「合気道の内弟子なんかよりもタイに行って孤児院建設に行こう」本間館長の誘いでタイへ。任務を終えて再び米国へ、数日後に日本に帰国。大学院の研究室に戻るかと思いきや、長い間の野球の夢を実現するため大学を休学して九州のローカルチームに入団、一年半後、それなりの満足した結果を出し、大学に戻る途中に「デンバーに来ないか」の誘いで小さなバイクで日本をほぼ半分を走って自宅に戻り、デンバーで内弟子に。そして現在は研究室に戻り卒業の為に頑張っているとの事。若いうちはこの位でなくては。
合気会合気道弐段
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マイケル カンバン Michael Caumban
Philippines
フィリピンのミンドナオ島イリガン市にある亜範ラーニングセンター道場よりの参加、本間館長が度々訪問するなかで次期指導者候補として選ばれた参加者。
指導者体験として12月にはタイの講習会に本間館長のお供をした。日本の錦鯉を専門に養殖する。
日本館合気道初段
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ダン グルン准尉 WO2 Dhan Gurung
Nepal
ネパール陸軍から派遣されたネパール陸軍レインジャー部隊合気道指導者要請部隊の指導官長。
様々な米国での体験を積極的にこなした。長い間の軍隊生活は民間人の集まる道場では戸惑う事も多かったが、日本館総本部の亜範活動経験などが部隊のあるカトマンズを中心に活発に生かされ、民間人への広報活動の一つとして多いに役立っています。
日本館合気道三段
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佐川 晴美 Harumi Sagawa
日本
日本の合気会合気道小林道場傘下である宮城県仙台市の白川道場の門下生で大学院で法律を学ぶ頑張り屋。
合気道は稽古していても普通は基礎体力トレーニングは忘れがち。肘や膝などを擦りむきながらも日本館総本部の「地獄稽古」を最後までやり遂げたのは素晴しいと思う。
合気会合気道参段。
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佐川 鉱一 Koichi Sagawa
日本
上記、晴美さんの弟で東北大学で法律を学んでいます。
若くて元気、身のこなしも早く、素晴しい内弟子チャレンジをしました。帰国後、稽古中の動画を見せたら驚かれたと報告してきましたが君はこの驚く稽古を完全に成就した事に誇りを持って欲しい。
合気会合気道弐段
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他に2名は努力及ばず離館しました。
日本館には日中は学校や職場に通い、内弟子と同じ生活をする『半弟子』という門下生がいる、また彼らも今回成就しました。
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ユージ コサコスキー Yuji Kosakowski
米国 コロラド州
日本館総本部指導員
日本館合気道弐段
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ジェフ マサンゴサン Jeff Masongsong
米国 カルフォルニア州
日本館総本部指導員候補生
日本館合気道初段
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マット クイッカー Matt Kricker
米国 ニューヨーク州
日本館総本部門下生
日本館合気道初段
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2015新年、今年も本間館長恒例の「日本館改築工事」が始りました。昨年は結堂を建て、古くなった太鼓橋を新しく作り、今年は新しく亜範オフィスを増築しました。毎年何かを改善変化していかなくては日本館は腐ってしまうが口癖。
2014年日本館話題の主といえばダングルン准尉でしょう。ネパール陸軍から派遣された現役軍人。国連平和部隊員としてイラク、スーダン、ソマリアなどへの派遣実績があります。現在はレインジャー部隊合気道指導者養成部隊の指導官長をしています。日本館滞在中は厳しい稽古の合間にあらゆる事に積極的にチャレンジしました。
亜範活動の展開が広がるに連れて少し厄介な問題が舞い込むようになりました。それは亜範日本館の活動を知った偽慈善団体などからの接触です。原則的には本間館長が「隠密」で事前調査した事案しか支援をしておらず、すでに組織の立ち上がっている団体への支援は行なっていません。ネットなどのメディアで派手な支援を求めているような団体や個人はトリアージュで云うとまだしっかりとした意識のある人々であり、日本館は声も出せないが支援によっては立ち上げる事もできる個人団体を支援しています。
日本館HPに於けるニュースとはこれから起こりうる予告の記事ではなく、
「これまで何をしたか」を支援者に義務報告する為のものであり、様々なプロジェクトを発表して資金などの援助を求めるものではありません。
亜範日本館は過去、そして現在においても外部に対して一切の基金の要請をした時はありません。
日本館HPに掲載される本間館長の動向は、訪問した道場などの組織的立場などを考慮、あるいは「指導に来て欲しいが記事にはしないで」などの理由から全てを掲載しておりません。また「本間講習会」を事前予告をすると、残念な事に上部団体から圧力が掛かる事も実際に起きており、「講習会予告を出して欲しい」という方々の希望には応じれない状況が現在の合気道界です。
リビア、アルジェリア、エジプト、キューバなど様々な国から合気道講習会の要請がありますが、最近の政治的治安情勢などから渡航の自粛を勧められる事もあり古い友人達に良い返事を送れない事を申し訳なく思っています。現地の合気道家になんら問題はなく本間館長が要請に応じる気持ちは強いのですが、事務局判断で、もう少し時間を置く事にしました。
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