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合気道日本館総本部海外活動報告
■ネパール陸軍レインジャー部隊
亜範ネパールトレーニングセンターANTC落成
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指導者候補生の皆さんとANTC前にて |
平成25年11月から建設を始めていたネパール陸軍レインジャー部隊 亜範ネパールトレーニングセンターが完成し本間日本館総本部館長、総本部顧問スコット・ルニー氏、外務省を退官し現在ノンフィクション作家の山上春雄氏が道場開きに出席しました。
演武や開所式の模様はこちらでご欄下さい。
テープカットの本間館長 |
施設は2700スクエアーフィート(約90センチ四方マット300枚分)の広さで150人余りの訓練が出来る規模です。センターは部隊員の合気道指導者訓練など格闘技訓練の場であると同時に、一般市民の若者との信頼関係構築の目的から隊員と一般の若者が供に合気道を稽古できる場としても提供されます。
落成式には在郷軍人会からも出席 |
一向はカトマンズ郊外のレインジャー訓練基地を訪問しました。数日前の雨天から晴天に恵まれ一望に見渡せるヒマラヤ山脈を堪能しました。
内乱最後の戦場となったカトマンズ郊外の訓練基地にて |
ヒマラヤを背に指導員幹部との昼食 |
長い間の内乱が終わり、安定した平和の持続は国民との信頼関係、特に若い方たちの愛国心、郷土愛が重要で有り、レインジャー部隊の若い隊員と民間の若い方々の交流から生まれる相互理解はネパールの平和発展に大きな貢献となる事を期待し、建設資金は亜範日本館総本部が全額支援しました。
指導幹部生たちと本間館長 |
本間館長は他に三ヶ国の軍隊特殊部隊を指導していますが、軍機密に相当するとの軍側の要請により活動報告はされていません。
日本館総本部公認指導員
亜範ネパール指導員
ラジシ ビスタ先生 報告
■ネパール陸軍レインジャー部隊「国連国際貢献部隊」
平成26年2月16日資料解除
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南スーダンでの稽古風景
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イラクでの稽古風景 |
国連加盟国でも有数の貢献部隊を派遣しているネパール陸軍、派遣しているイラク、スーダン、シリアでの自国部隊の訓練としてレインジャー部隊合気道指導者養成部隊を修了した隊員の指導によって厳しい稽古が続けられています。また、次期派遣部隊もカトマンズ郊外ネパールレインジャー山岳基地で3ヶ月間の特別訓練を行なっています。
日本館総本部公認指導員
ネパール陸軍レインジャー部隊
WO2 グルン報告
治療を受ける子供たち |
フィリピンのミンダナオ亜範が継続支援している海漂民バジャオ族の集営地内において麻疹が蔓延し子供たちの多くが発症し、子供たちの支援のため私たちは医師団の助言のもとで支援物資を届けました。住民ステータスの持たない彼らは充分な医療援助のない環境で、ワクチン接種も受けておらず感染の拡大を防ぐだけの状態です。
支援物資を運ぶ日本館スタッフ |
支援物資を手渡すアバ ヤンチャ先生 |
ミンドナオ亜範コーディネーター
日本館総本部公認指導員
アバ ヤンチャ報告
■本間館長一行、タイ、ビレイハウス訪問
平成26年2月11日〜13日 |
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ネパールからタイに移動した本間館長、スコット・ルニー日本館顧問、ノンフィクション作家の山上春雄氏一向はバンコクから車で4時間余りのタコランにある日本館建築支援ならびに運営支援をしているビレイハウスを訪問しました。
子供たちと一行 |
子供たちがの歌や織物実演などで歓迎してくれました。ルニー氏は子供たちと「慈しみ深き」をギターで弾きながら唄い、山上氏は子供たちの歌に手拍子をとって喜んでいました。山上氏は外交官として各国勤務をし、在UAE日本大使館一等書記官で退官後作家として活躍されています。子供たちと同じ施設に滞在し食事を供にした山上氏「世界を廻ったけどこういった経験は初めて」と感動していました。
子供たちが夕食を作ってくれた
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子供たちとギターを弾くルニー氏 |
また一向は開所以来19年になり現在も7千人余りが生活するTham Hinキャンプを訪問しました。
定住化したキャンプ集落 |
キャンプへの橋を渡るビレイ牧師 |
居住区の子供と、山上氏、ビレイ牧師 |
このキャンプではビレイ牧師も5年間生活しています。余りにも避難生活が長い為、私共が通常TVなどで報道されるテント生活の難民キャンプとは異なり
一見、小さな定住集落のようになっており今後解決しなくてはならない問題が多くあると感じました。
質素な室内 |
ゴミの分別がされている |
日本館総本部
本間学 報告
参加者に挨拶を延べるブッシュ日本館副会長 |
亜範日本館の活動状況の報告と支援者への感謝のための祝賀報告会が350名の招待者出席のもと日本館総本部で盛大に開かれました。この会は本間日本館総本部館長の合気道修行50年にあたり「一区切りつけたい」と言う本間館長の希望で開かれたものです。
元デンバー市長ウエリントン・ウエブ氏よりお言葉 |
デンバー市判事で日系リーダーでもある
ケリー・羽田氏よりお言葉 |
祝賀会は米国・日本両国歌斉唱に始まり、路上生活者食事支援7万食達成、亜範教育支援センター10棟建築達成、アジア他世界各国の亜範支援団体への支援米350トン達成の結果報告がなされました。来賓としてウエリントン・ウエブ元デンバー市長やデンバー市判事のケリー・羽田氏などの祝辞のほか、国連平和維持軍アジア中東地域担当LTCタパ、日米国会議員、日米関係専門家など、世界各国からのメッセージが紹介されました。
亜範創設者である本間館長は「必要とされている方々に支援をするのに他の方々や団体に資金支援を求めているのでは右から左に動かしているに過ぎない。
支援は自前で創出してこそ意義がある。」という信念から、他の個人や団体からは一切の資金援助は受けず今日に至っています。また「支援者に対しては明確な手段(HPなど)でその結果を報告する義務と、その支援に対する感謝の念を忘れてはならない。」という強い義務感から今回のマイルストーン報告祝賀会を開催する事となりました。
さらにこの会は日本館設当時に多大な支援をして下さった方々の温情に対する感謝の会でもあり、とくに本間館長が米国に渡る切っ掛けとなった米軍三沢基地武道師範時代の門下生たちには深い感謝が述べられました。
会にはデンバー市会議員のオルテガ女史、モンテロ女史、市長執務室、州知事執務室、米日交流団体代表、など様々な方々が出席してくれました。なおデンバー市議会より今回のマイルストーンに対してデンバー市よりその功績が認められ「プロッコメーション」認証式がデンバー市議会でありました。市議会から日本館へのプロッコメーションは四度目となります。
モンゴル出身のアリさんは馬頭琴演奏 |
やっと一息、好きなワインを楽しむ本間館長 |
会場となった日本館は道場、日本庭園、ダイニング全てのスペースを使い、本間館長が25種類に及ぶ料理をコーデネイト、DOMOの従業員スタッフは其々の民族衣装で会を盛り上げました。
また、この会の運営に当たり、日本から駆けつけた日本支部顧問の鈴木氏、菅原氏、宍倉氏など海外からの参加の皆様や日本館門下生スタッフが舞台裏で多大な活躍をしてくれた事を感謝します。大変お疲れ様でした。
亜範日本館総本部
マイルストーン報告感謝祭 ヘッドコーディネイター
エミリーブッシュ報告
*参加者の写真はプライバシー保護のため一部だけ掲載しました。
■丸山修道会長 オバマ大統領より祝辞メッセージ
平成26年3月8日〜9日 |
合気道開祖植芝盛平翁と丸山修道会長(渡米前の記念写真 |
記念講習会風景 |
私が(日本館総本部館長)合気道を始める事となった最初の師である光気会合気道丸山修道(修二改め)会長の米国合気道普及指導50年祝賀式典出席のため米国東部プリンストン市を訪問しました。
修道会長は合気道創始者の植芝盛平が創設した合気会(通称、合気会合気道本部)に入門、本部指導員のとき二代目道主故植芝吉祥丸師より米国に派遣された指導者で50年間に渡り全米で合気道の普及にあたり76歳の今日も活躍されています。丸山会長は1960年代からペンシルベニア大学、テンプル大学、プリンストン大学の学生に指導し、その卒業生が全米各地で指導者として活躍されています。
祝賀会にて、丸山師、本間館長 |
門下生で溢れ記念写真は大騒ぎ |
現在は合気会から独立、光気会合気道を創始、世界各国で活躍されています。
プリンストン大学施設で開かれた講習会後の祝賀会には300人余りの門下生が集まり、米国政界の大物からの祝賀メッセージはもとより、オバマ米国大統領からのメッセージも紹介されました。
今後益々お元気で活躍される事をお祈りいたします。
日本館総本部館長
本間学 報告
今年もデンバー近郊の小中学校の生徒が日本館総本部を訪問しています。幾つかの日本文化デモンストレーションを紹介、民具コレクションを紹介、日本庭園を見学し日本食のランチを食べる2時間余りの訪問です。費用は一人10ドルですがランチが7ドルで3ドルは亜範活動資金とされます。年間二千人近くの生徒が訪問します。
日本館事務局
日本館には合気道内弟子以外にも日本を始め各国からの滞在者が訪れます。そういった方々には多くのアメリカの姿を見ていただく目的から研修訪問を積極的に行なっています。この日は今年日本の教育・福祉の大学を卒業した宍倉秀明君、日本の青年海外協力隊員として数カ国の日本語教師としての経験を持つ森山史子さんの二名がデンバー市の運営する「支援を必要とする子供たちの学ぶ中学校」を訪問しました。
この学校は経済的な生活困難な家庭の子女達に平等な教育のチャンスを与える目的で運営され、授業のない週末には自宅用に食料も提供されています。現在は世界各国90以上の地域、民族の方々が学んでいるそうです。
両端、森山さんと宍倉君、お世話になった先生方と |
宍倉秀明 報告
■書道クラスオープン
平成26年2月2日〜3月9日 |
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日本館で書道クラスが開かれ10人の日本館メンバーが受講しました。書道は合気道稽古の呼吸に合い通じるものがあると云う本間館長の発案で日本からの内弟子として滞在した森山史子先生の指導を受けました。
筆使いの基本練習で絵を描く |
■ミヤンマーカテン(Khahtain)祭り
平成25年11月20日
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4月の水掛祭りと並んでミヤンマー仏教徒のお祭りカテン祭りがあり10名のミヤンマー人がレストラン部門で働く亜範日本館もスポンサーとなり参加しました。
カテン祭りとは傘にお金を飾りお寺に寄進するお祭りで、「マネーツリー」祭りと英語では呼ばれています。縁起を担ぎ「お金が空から降ってくる」と考えたのが起源かもしれません。お金のほかに僧院で使う日常品なども飾られます。
飾られたマネーツリー |
1991年より毎月第三日曜日に行なわれている「路上生活者食事支援サービス」も昨年の12月に7万食のサービスを達成しました。これまでのデンバーレスキューミッション施設内の極めて管理された状況でのサービスと異なり、教会路地裏でのサービスはテーブルを挟んでの直接交流であり、こういったサービスの「温もりや反応」が直接交わす事ができ、ボランティアに参加する日本館スタッフも様々な経験をする事が出来ます。このプロジェクトのタイトルには「路上生活者」という言葉が入っていますが、実際は必ずしも路上で生活する方々ばかりではありません。住むところがあっても失業中、家賃を払うと食費がキツイ、あるいは公共機関から生活支援を受けていてもアルコールや薬物に消えてしまうなどのケースもあります。単純に「今日は美味い物が食える」というだけで並ぶ人や、スケートボードを抱え重いバックパックに寝袋をつけた若い放浪グループなど様々です。「それでは路上生活者支援ではない」と思われるかもしれませんが、早朝から並ぶ数百人の方々の目的はたった一つ「食べる」ことです。数百人の異なった事情を有する人々がたった一つの目的で整然と列を作るのです。「そんな奴らに飯を食わすからーーー」と吐きすてる声も聞きます。でもこの数百人の人々が列を作らず食べ物を求めて動き出したとしたらどうでしょうか?
腹がすくのは大統領も、橋の下で崩れている人も同じです。「月に一回、少し違った物でも食べて気分を変えてもらう」「デンバーに立ち寄ったとき美味いものを食べたなー」といつか思い出してもらう。内乱や紛争のある国では多くは飢餓問題が生じます。アメリカは強い国。寛容な国、今はそんな気持ちで列を作る全ての方々に、鍋の底が見えるまではサービスしています。それにつけても90%ほどは男性、同じ男として考えさせられるものがあります。
何事にも前向き、しかし皮ムキは? |
5月度のサービスには日本から円心空手トーナメントに参加した方々もボランテアとして参加しました。ご苦労様でした。
亜範日本館総本部館長
本間学 記
これまでの支援記録
11月17日――295食
12月15日――212食(70,065食達成)
2014年 1月19日――218食
2月16日――286食
3月16日――282食
4月20日――274食
5月18日――305食
1991年からこれまでの総合計71,125食
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各国亜範日本館コーディネーターからの活動報告
■バングラデッシュ亜範より
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これまで校舎建築や食料、学用品、医薬品などの支援を続けているマデラッサイスラム女児孤児院付属学校から新たな支援の要請が来ましたので報告します。
新たな校舎の建設と供に現在の300人から500人(7歳前後)に生徒数が増加するに当たり米やジャガイモの支援増加が求められます。総本部のご検討をお願いします。
バングラデッシュ亜範
コーディネーター
マジ サカー報告
始まった第二校舎建設工事 |
定期支援米を搬入する |
◆総本部記
マデラッサイスラム女児孤児院付属学校は、様々な事情のイスラム教の7歳前後の女児が生活しながら学んでいる「非常に貴重で重要な女子教育施設」です。すでに300人を越え、新プロジェクトが必要となり、本間館長が訪問し状況確認をする予定です。
寮のキッチンを増築する為 石垣工事を皆でしました。石垣は水捌けを考慮した本間館長の助言です。またこれまで天井版の無かったホールも暑さ対策の為タイルを入れました。
天井工事 |
皆で力をあわせて |
ビレイ牧師報告
*米国太平洋軍司令部高官、合気道訓練視察
平成26年5月27日報告 |
ネパール陸軍レインジャー部隊合気道指導者養成部隊を米国太平洋軍司令部(USPACOM)J.Locklear大将が視察しました。
合気道指導者候補生、及び訓練生が部隊勤務の合間に寺院の清掃活動を行ないました。亜範日本館の指導哲理を厳守し、コミュニティーと一体となった活動を実行しています。
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草取り、ゴミ拾い、生活環境整備の部隊員 |
新期指導者養成隊員が完成した新道場で稽古を始めました。また陸軍小学校の生徒が道場を訪問、今後合気道の稽古をするための事前学習をしました。
ネパール陸軍レンジャー部隊アンアームコンバット(RUC)の名称が変更しネパール陸軍アンアームコンバット(AUC)となりました。これは今後レンジャー部隊に限らずネパール陸軍全部隊の必修格闘技となったためです。
ネパールレンジャー部隊の合気道指導者養成部隊の隊員も新年を祝いました。
また初稽古はDakshinkali Templeにお参りし寺院内の清掃奉仕のあと125名による奉納稽古をしました。
来年度開かれる陸軍記念日において一千名規模の合気道演武が予定されて居り今年はその訓練を軸として頑張りたいと思います。
日本館総本部公認指導員
ネパール陸軍レンジャー部隊
WO2 ダン グルン報告
兵役を終え、また日常生活に戻りました。兵役はかなり厳しいものでしたが日本館総本部での内弟子トレーニングが大きく役立ちました。現在はスポーツジムの指導員の傍ら合気道の指導も始めました。コンヤKONYAと言う町にある合気道グループから指導の要請があり行ってきました。指導料はすべて地域の子供ホームレスの支援金として寄付しました。
日本館総本部内弟子成就
日本館公認指導員
シアン コログラス報告
本間日本館総本部館長の誕生祝をバジャウ族の方々も招いて行ないました。
本間館長おめでとうございます |
お祝いの食事会 |
バジャウ族のダンス披露 |
ミンダナオ道場の改築をしました。最近は多くの内弟子たちも滞在しキッチンスペースが手狭になったため増築しました。
以上報告
ミンドナオ亜範 コーディネーター
亜範日本館総本部公認指導員
アバ ヤンチャ先生
日本館スタッフのソエ君がミヤンマーのシトウェイに里帰り、日本館が支援改築した孤児院を管理するマハティ二僧院を訪問し、運営状況を確認しました。
子供たちの世話をするメイさんも元気に過していました。
日本館総本部活動報告
■円心空手 二宮館長還暦祝い
平成26年5月18日
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私の長い友人である円心空手創設館長二宮城光師範の還暦祝いが日本館総本部日本庭園で開かれました。この会は二宮館長の高弟が企画したもので、私は料理担当でお祝いしました。
お祝いに集まった70人余りの各国門下生からのお祝いを受けた二宮館長は「60歳を出発点としてさらに飛躍したい」と感想を述べられました。
私が贈った赤いチャンチャンコと褌姿に事情のわからない外国人門下生には笑い出す人も。毎年恒例となっている円心会館VS日本館のボーリングトーナメントも私と二宮館長との時間調整が出来ず、今回は玩具のボーリングセットで一発勝負、今年も日本館が負けました。60歳を過ぎた二人が久し振りに「蒙古放浪歌」を唄い門下生を驚かせる一幕も。
蒙古放浪歌を歌う二宮、本間の久し振りのジュエット |
前日には円心空手の世界大会である「サバキチャレンジ」が催され、日本から参加したファイターなど11人が日本館の内弟子部屋に一週間宿泊し大会に望みました。
剣道と空手、二日続いた二つのエベント。「武道を通して日本人の寛容と礼節を、身をもって諸外国の人々に伝える事」はすでに我々の手を離れています。元気で行動力のある日本の若者たちが、日本武道を通して停滞気味の「日本の姿」の紹介に役立ってくれることを期待し、我々先輩日本人武道家は可能な限りの支援をするだけです。
最後に、二宮館長還暦祝いのパーテー費用としてDOMOにお支払いいただいた費用とファイターが滞在礼金として置いて行ったお金は全額亜範に寄付され、フィリピンミンダナオ島の漂海民族バジャウ族の「麻疹予防接種」の基金として使わせていただきます。バジャウ族麻疹禍のニュースはこちらをご欄下さい。
日本館総本部館長
本間 学 報告
日本の剣道は米国内で静かなブーム。全米規模で開催されている伊藤カップ米国剣道大会、今年はデンバーが開催地。今回も150名ほどの大会終了懇親会が日本館総本部道場を会場に開かれました。
剣道は日本館合気道の基本である剣術の延長線上にあり合気道開祖植芝盛平翁、その息子吉祥丸師も稽古した武道です。
デンバーを中心に指導されているデンバー伊藤道場の石川康生先生は指導力のある若手日本人武道家で、日本文化を後世に伝えるべき期待される指導者です。デンバー近辺、及び米国における剣道道場等の情報はwww.denverkendo.comにアクセスしてみてはいかがでしょうか。
この会の宴会費用の収益はフィリピンミンドナオ島の漂海民族バジャウ族の伝統ダンス保存の為に亜範を通して使わせていただきます。
日本館総本部事務局
昨年の春は開花時に雪が降り全滅した樹木。今年は満開で枝垂れ桜、クラブアップル、イエローチェリー、レンギョウ、木蓮などが庭を埋めました。
世界的通信社のAP通信が日本館総本部や運営するDOMOレストランの取材をし、全米に配信されました。デンバーポストに掲載されたAP通信の記事を紹介します。
http://www.denverpost.com/AP%20Content/ci_25521139/Go-For-the-Food:-Feed-your#ixzz2yS8GnAGR
新しい橋を製作中の本間館長 |
造園して18年がたつ日本館庭園、予算不足で10ドル程度の小さな植木であったものが現在では庭石を覆ってしまうほどに。池にかけられていた橋も危険となり、窓の簾も蔦で隠されてしまいました。故斉藤守弘師範が庭を眺めて「庭は庭師にやらせろ」と。なぜかと訪ねると「庭の持ち主は植木が大きくなると愛着から剪定をしないので庭のバランスを壊すからだ。」残された言葉はその通り。橋や窓を直し植木を剪定するのに一ヶ月も要しました。
旧橋の撤去作業 |
完成した橋を運ぶ、重い!! |
雪の中の新橋 |
道場便り
■日本国旗半旗とする
平成26年3月11日
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日本館は米国州政府の認可を得ているNPOでありスタッフ幹部は全員米国人です。従って日本館の日本庭園には開所時から米国旗が掲揚されています。
例外として日本の天皇誕生日の12月23日には日本国旗を掲揚し、東日本大震災の慰霊の日である3月11日は半旗を掲揚しています。
■日本館のロゴマーク新デザインに
平成26年4月1日
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現在のロゴマークに新たに「亜範」のに文字を入れ「亜範日本館」としました。
これまでのロゴ |
新しいロゴ |
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