AHAN日本館総本部海外活動報告
■バングラデッシュAHAN支援孤児学校完成 本間館長訪問
平成22年6月6日〜6月8日
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完成した新校舎前で本間館長を囲んで |
4年余りの支援を続けていたバングラデッシュの首都ダッカ市にあるマデラッサイスラム女児孤児学校の建設は5階建ての第一校舎が完成、本間日本館館長が完成状況を視察のため訪問しました。現在370人余りの女児が生活しておりその40%が孤児、残りは生活の困窮からの委託児です。火災によって旧校舎を失いテント生活をしながら教師たちの手で一年で一階の目標で建設、本間館長は毎年現場に出向き建築資材の購入費などの支援をしました。また孤児たちのために毎月500キロの支援米が贈られています。
先生たちと本間館長 |
スープにライスの昼食 |
4年間で始めて笑顔を見せてくれた |
年長者もブルカの下で微笑んでくれた |
なお7月末から日本館AHAN総本部インターナショナルプログラムコーデネイターであるエミリー ブッシュ日本館総本部副会長が運営視察と第二校舎建築地視察のためバングラデッシュを訪問の予定です。
今回の館長訪問は僅か3日間でしたが相変わらずの精力的活動に驚かされました。ご苦労様でした。
AHAN日本館バングラデッシュ
コーデネイター マジ サカー報告
◆編集部より
AHAN日本館バングラデッシュはこれまでダーマジカ仏教寺院の付属男児孤児院を4年にわたり支援、その間米国より新中古コンピューター50台を寄贈、コンピューター教室開設のプロジェクトを完成させました。その間毎月の500キロの米支援、医薬品、学用品などの継続支援をしました。現在、孤児院は多くの支援者、とくに日本の寺院からなどの支援がされるようになり、AHAN日本館はトリアージ的思考によってダーマジカイスラム女児孤児学校の更なる支援が必要と考え仏教孤児院の支援プロジェクトは終了しました。
AHAN支援活動は原則として一回のみ、一年間、二年間、原則的には三年間を支援限度としています。
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■ミヤンマー共和国 「亜範教育センター」にPC5台など贈る
平成22年5月26日〜6月5日
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寄贈されたPCをセットする先生たち |
本間日本館総本部館長はミヤンマーのヤンゴン市を訪問し、デンバー安井稔法曹院(Minoru Yasui Inn of Court)から寄贈委託されたコンピューター5台やプリンターなどを「亜範教育センター」に届けました。デンバーにおける寄贈式の記事はこちらをご覧下さい。
また現在支援しているヤタナボン寺孤児院を訪問、月例支援米500キロや医薬品などを送りました。
亜範センター旧教室にて |
PCの寄贈を受けて今日はお食事会 |
ヤダナポン寺孤児院に支援米を届けて本間館長、斉藤塾長 |
ヤダナポン寺院で子供たちを驚かす斉藤塾長 |
今回の本間館長の訪問は「ミヤンマー亜範教育センター」(現地名、ミヤンマーAHANラーニングセンター)となる新校舎の購入が主目的で数箇所の候補物件を調査しました。
館長 本間 報告
■ブッシュ副会長 バングラデッシュ、ミヤンマー支援確認訪問
平成22年7月30日〜8月10日
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支援物資を購入するブッシュ副会長、バングラデッシュにて |
日本館総本部副会長、AHAN日本館総本部インターナショナルプログラムコーデネイターのエミリー ブッシュ先生がバングラデッシュ人民共和国、ミヤンマー共和国を訪問しました。両国訪問は2度目です。訪問目的は支援状況の確認と今後の支援プロジェクトの視察でした。
AHAN日本館総本部の支援対象となる施設団体は「支援を効率よく目的通りに生かしてくれる事」「後日の支援確認のおりに充分生かされている事が確認できる事」が最優先されます。支援を始めた頃に支援対象に格当していても、支援後の運用が目的に達していなかったり、すでに支援を必要としないと判断した時には支援を他に振り分ける事もあります。これは支援される側にも自己努力を求め、自立力を高めるためです。
日本館書記長
デビット ゲラス報告
*バングラデッシュ、マデラッサイスラム女児孤児学校訪問
平成22年7月31日〜8月3日 |
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食事サービスを子供たちと一緒に待つブッシュ副会長
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完成した校舎に対するこれまでの支援物資の確認と第二校舎建設プロジェクトの打ち合わせをしました。また100枚の食事プレート、日常品や月例支援米500キロを贈りました。
支援米を購入する。最近は値上がりが激しい
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新校舎内を見渡しAHAN大型プロジェクトの初めての結晶である事を嬉しく思いました。毎日コツコツと4年余りこの建設に携わった教師たちの努力に敬意を表します。第二校舎建築支援に関しては第一校舎の活用状況を確認してからとします。
支援物品を届ける
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子供たちと話すブッシュ副会長
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首都ダカの訪問、AHAN日本館バングラデッシュのコーデネイターであるマジ サカー君と御両親、床屋のラターンさんなど多くの方々に再会しお世話になりました。今後とも活動を支えてくれる事をお願いします。
AHANバングラデッシュ世話人のマジ君 |
床屋のラターンさん一家 |
E,ブッシュ報告
*ミヤンマー共和国、ミヤンマー亜範教育センターなど訪問
平成22年7月4日〜9日
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支援先のヤダナポン寺孤児院を訪問したブッシュ副会長
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新施設を本間館長の支援によって購入し早速、活動を始めた「ミヤンマー亜範教育センター」の活動状況の視察、施設改造等の見積もりなどをしました。
また6月に安井稔法曹院(Minoru Yasui Inn of Court)から寄贈委託を受けたコンピューター5台の利用確認、寮学生の待遇などを調査しました。また停電対策として発電機を購入寄贈しました。地元の学生の他、センターには地方からの優秀な進学希望者が宿泊し、貧困の差なく学習できるチャンスを与えるための施設です。教育を担当するのはAHAN日本館ミヤンマーコーデネイターでありミヤンマー政府公認の日本語通訳であるニイラ
サンさんの家族全員で、現在は英字紙の編集長のお父様のタン アゥン氏はもと高校の校長、お母様は現役の高校英語教師。ご家族も現役教師や専門分野の教育一家です。今後教育機材、施設の充実などの支援を続けたいと思います。
ミヤンマー亜範教育センター前でニイラさん一家と
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生徒達の歓迎を受ける
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PC教室で勉強の生徒たち
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支援米や医薬品等の支援を続けているヤダナポン寺孤児院の訪問では新中古ラップトップPC3台、定期支援米を届けました。また平成21年9月のミヤンマーツアーのときに話題となった少年のビーチサンダルを私がデザインして制作したネッレスを紹介しました。銀製のこのネックレスはAHAN活動支援基金集めとして販売される予定です。
支援米を購入する |
ラップトップPC寄贈に喜ぶ |
視察終了後の数日間、ニイラさん一家とささやかな夏休み旅行。これからのセンター発展の夢を語り合う楽しい旅行でした。
象に乗って、左、AHANミヤンマー世話人のニイラさん
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E,ブッシュ報告
◆編集部より
E,ブッシュ先生は1982年に米国政府認定宝石鑑定士のライセンスを持つ宝石デザイナーが本業です。オーダーメード専門のデザイン制作スタジオを所有し創作活動をしています。日本館における献身的活動はその合間に行われています。
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6万食の食事サービスをサービスする在デンバー総領事館久保和朗総領事と本間館長
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日本館総本部が毎第3日曜日に行っている路上生活者食事支援サービスが20年、6万食を数え、在デンバー日本国総領事館久保和朗総領事ご夫妻を名誉ゲストとしてご参加戴き記念の食事サービスが行われました。サービスには常連の日本館門下生スタッフを始め、デンバー市議モンテロ女史、デンバーレスキューミッション会長ブラッド
ミュスリー氏など多くの人々が集まり本間館長の長い間の貢献を称えました。
関係各位より祝福を受ける本間館長(左)
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モンテロ市議(左)久保総総領事(手前)領事夫人
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飛び入りで野菜をいためる久保総領事
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朝稽古後の下拵え |
ボランティア常連の三井領事と本間館長 |
またコロラド州知事ビル リター氏、デンバー市長ジョン ヒッケンルーパー氏などからの議会承認感謝状が贈られました。このサービスはチャンネル4や9などのローカルTV局も取材、放映されました。
サービス後は寿司でんオーナーシェフ木崎氏のご好意で祝賀の夕食会が開かれました。関係者の皆様有り難うございました。
寿司でん木崎オーナー(立姿)有り難うございました。
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デンバー市長からの手紙
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平成22年5月度――350食
平成22年6月度――ミッション側の企画調整が出来ず中止
平成22年7月度――270食
平成22年8月度――320食
1991年1月に食事サービス開始以来の合計60,629食
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■安井稔法曹院(Minoru
Yasui Inn of Court)より活動支援
平成22年5月3日
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全米国法曹院の一つでデンバー市に活動拠点を持つ安井稔法曹院
(Minoru
Yasui Inn of Court、minoruyasui.com)は日本館総本部のAHAN活動に賛同しミヤンマーAHAN教育センターに対して5台のコンピューターの寄贈を受けました。
寄贈式は日本館総本部の袴会稽古日に行われ、日本館を長年にわたり理解、支援を続けてくれているデンバー市判事ケリー羽田氏、安井稔法曹院プレジデントであるデンバー市判事ロレッタ
ハフィン女史、事務局長のタミー ベイリー弁護士、書記長のリック グルース弁護士などが出席して行われました。寄贈されたコンピューターは本間館長が直接ミヤンマーAHAN教育センターに届ける事になっています
安井稔法曹院はデンバーベースの弁護士や検事、裁判官など127人からなる由緒ある団体で「真実」「尊敬」「正義」「自由」「平和」を掲げ多岐にわたる活動をしております。
詳細に関してはこちらをご覧下さい(英文のみ)
http://minoruyasui.com/
なお本間館長は1996年7月、安井稔財団よりコミニティーボランティア 賞を受けています。
■延べ1000名参加 日本館24日間暑中稽古マラソン講習会
平成22年8月2日〜8月31日
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ドーネイションの缶9月23日 |
「ミヤンマー亜範教育センター」支援基金募集講習会「日本館24日間暑中稽古マラソン講習会」が日本館総本部で行われました。
夏のバケーションシーズンには多くの道場がサマーキャンプを兼ねた講習会などを行うのが通例ですが、日本館総本部では通常一日3クラスあるクラスの一クラスを講習会クラスとして行います。期間は約一ヶ月の25クラス。講習会費は自由寄付で、寄付を入れる大きな器に各自の志を入れるシステムです。参加者には毎日のスタバのコーヒー代を入れる人や「私はビール一本我慢」という涙ぐましい支援を実行する方もおりました。
この講習会のために本間館長は海外などの遠征予定は組まず「自身の稽古」として全クラスを指導したほか12人の内弟子の朝夕のクラスも指導してくれました。最終日にはデンバーからドライブ3時間余りの旧鉱山町のリゾート地サライダの合気道山道場(リック
トンプソン先生)へ。到着後の稽古の後は露天風呂でエンジョイ、30名余り限定のキャンプ組、道場ごろ寝組に別れて一泊、翌日は大自然の中で木剣、杖の稽古などコロラドの自然に包まれての一日を過ごしました。
バイクを先頭にキャラバンの車両が並ぶ |
山道場にて |
山道場スタッフが飲み物スナックを用意してくれる |
キャンプ組の道友たち |
ハーレーサムライ |
季節は松茸シーズン、内弟子ときのこ狩り |
このマラソン講習会は長期休暇の取れない門下生に配慮し、また経済的負担を軽減する意味から本間館長の発案で行われたものです。総受講者数は1千名を超え成功裡に終了しました。講習会で集まった寄付金4500ドル余りはミヤンマー亜範教育センターの運営に使われます。参加の皆様有り難うございました。
日本館副会長 E,ブッシュ報告
■デンバー市議会 日本館総本部活動を評価し議事録に収録
平成22年5月12日 |
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デンバー市議会で議決を受ける本間館長、ブッシュ副会長
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本間館長、日本館総本部の長年にわたるデンバー市コミニティーに対する貢献をデンバー市議会議員全会一致で議決、その功績をデンバー市議事録に収録されました。とくに路上生活者食事支援20年6万食の活動実績が高く評価されました。この日の議会には在デンバー領事館三井孝次領事、日本館総本部会長マイケルバレラ弁護士、副会長エミリーブッシュ女史、デビットゲラス事務局長が参列しました。
左からブッシュ副会長、三井領事、メルバラ会長、モンテロ議員、本間館長
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デンバー市からの議事録証
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本間館長及び日本館はこれまで三度の議事録収録を受けています。市議会議員モンテロ女史の厚い支援に対して感謝申し上げます。
■日本館総本部、および本間館長 デンバーポスト紙で紹介
平成22年5月15日
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コロラド州最大の地方紙デンバーポストより本間館長がインタビュー受け、日本館総本部の活動が大きく紹介されました。記事はこちらをご覧下さい(英文のみ)
http://www.denverpost.com/search/ci_15090772
■コロラド州政府 5月16日を「日本館デー」と定める
平成22年5月16日
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長年にわたる日本館総本部のAHANコミニティー活動が評価され、コロラド州政府はビル リターコロラド州知事名によって5月16日を「日本館デー」と制定され議事収録されました。
コロラド州知事からの議事録証 |
■恒例、野外奉仕活動19年目となる
平成22年6月5日 |
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ペンキ塗りグループ |
毎年行われる野外奉仕活動が今年も70名余りの日本館総本部門下生、その家族友人などが参加して行われました。今年はデンバー市郊外のビーバークリーク地区で川掃除、ペンキ塗り、ゴミ拾い、雑木払いなどを手際よく行われました。公園整備などの作業を行いました。この奉仕活動は過去19年間毎年春秋に行われている日本館恒例の行事の一つです。
遊歩道整備グループ |
雑木伐採グループ |
「ともすると武道家は自己の修行を内に求めがちである。真に修行を自己に求めるなら率先して外に出て大衆の中に身を置き現実を知り、その中に真実を求めるべきである」本間館長の「行動と汗」の実践がこの奉仕活動であり立派な武道修行の一環と考えています。
プロジェクトリーダー2010
マーダリン 報告
シン先生の道場にて |
本間日本館総本部館長のAHAN活動視察に同行した神信合気修練会斉藤仁平(仁弘改め)塾長はご尊父故斉藤守弘師範の門下生でミヤンマーからの最初の内弟子であったユ
ミヤ シン先生(ミヤンマー合気会ニューオーガゼネイションhttp://www.myanmaraikikai.com/)と再会、稽古を通して旧交を温めました。稽古は首都ヤンゴンの道場とマンダレー市の道場で行われ、マンダレーでは各支部の道場も訪問しました。稽古の後はシン先生を伴い5日間のミヤンマーの寺院や自然巡りをしました。700年の歴史有る洞窟寺院での朝、樹齢500年を越える菩提樹の下で普段着のままシン先生に木剣を指導する塾長、そして熱心に教えを受けるお二人の姿に大いに感動しました。
シン先生のご自宅で中央斉藤塾長、その右シン先生、左本間館長 |
ヤンゴンのシン先生の道場にて |
マンダレーの道友たちと |
参加国の国旗の並ぶ前で稽古する参加者 |
一千名余りの参加者。ロイヤルモロッコ合気道連盟(アラウイ ムバラク先生)主催のイスラミック合気道連盟講習会の指導のため今年2度目のカサブランカ訪問。 「モハメッド五世スポーツ施設体育館」で行われた講習会にはモロッコ近隣国の
イラク、リビア、サウジアラビア、アルジェリア、ナイジェリア、エジプトトルコ、イエメン、シリアなどのイスラム国やスペイン、フランス、アメリカのイスラム合気道家が参加した。
世界におけるイスラム教圏における合気道の普及はすさまじく、技能内容もすばらしいものがある。とくに肥満体の少ないこれらの国々では座り技、受身がとても優れている。反面、合気道に関する出版物、情報が日本発の情報が英訳もしくはフランス語訳され、さらにアラビア語など難しい言語に翻訳解説されている例が多く、加えて、フィクション、ノンフィクションが一体となって、必ずしも正しい情報が伝わっていない「二番煎じ」の日本感、武道感が真実として通っている例が多い。日本原書からのアラビア語への直接情報がこれらの国々と日本をより確かなものにすると思う。海外の一部の指導者に依存しない日本独自の発信が必要であろう。日本の道場には世界中の稽古者がおり日本語の堪能な者もいる。その気さえあれば世界中の言語に対応できる。
アラウィ先生と本間館長 |
お祈りはすべての事より優先される |
この会にはAHAN日本館トルコのコーデネーターであり合気会合気道二段の
町恵さん、日本館内弟子修了生でトルコのイズミア市で稽古を続けるシアン,
カタオグロ君が私のアシスタントとして参加してくれる。恵さんはムバラク先生の親戚の家にホームステイ、貴重な体験をしたと云って喜ぶ。またトルコ合気会のアリ
ウルダク先生と門下生二名も参加した。
モロッコ伝統のもてなし |
主催者側のホスピタリティーは今回も盛大であったが二日目の講習会の朝高熱を発する。午前午後の指導が精一杯となる。残念であったが昼食会、夕食会などの招きに応じる事が出来ず失礼をする。幸い一日で回復したが、会では様々な組織上の話し合いが行われたと聞く。そういった場所を好まない私の体質が熱を出したのかもしれない。それに付けても一千名の合気道家の指導は盛大であり大変有意義な体験をする事が出来た。関係者に厚く感謝する。
アラウィ先生の整体は年季が入っている。 |
*アラブ首長国連邦 アブダビ市アブダビ合気道
平成22年6月22日〜23日
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モロッコ講習会に先立ちアラブ首長国連邦アブダビ柔道レスリング連盟に加盟する「アブダビ合気道」(ジハド,フランシス先生)での稽古のためアブダビに立ち寄りドバイなどからの参加者などと合同稽古を行なう。
驚いた事にこの春には一緒にアブダビ合気道で稽古していた人物が東南アジアのある指導者から合気会初段を貰ったと称して独立、我々も稽古する同じ公共道場の片隅で独自の合気道グループを立ち上げ稽古をしている異常な状況に立ち会うことが出来た。世界にはこのような首を傾げたくなる自称「指導者」が実に多くなっている。「指導者になりたい」という人物には金と引き換えにその欲求を満たす指導者も存在する。人格、技のレベルなどに関わり無く合気会合気道の免状を発行している指導者からはその権限を剥奪する必要があるのではないかと強く感じた。
稽古する「アブダビ合気道」の皆さん |
今回のアブダビ訪問も在アラブ首長国連邦日本国大使館の山上一等書記官のご自宅に宿泊、市内ドライブや懇親会など休暇を取ってお世話いただきました。
本当に有り難うございました。
*トルコ共和国 アンカラ市 鳥居道場
平成22年6月17日〜21日
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左からバヌ先生、本間館長、エルシン先生、バリス先生 |
アンカラ市内にあるトルコ合気会鳥居道場(代表バヌ アレバレチ生生
http://www.herkesicinaikido.com/)を数年ぶりに訪問した。
バヌ先生はトルコでは珍しい女性の指導者で日本館総本部でも2度の内弟子を経験している。女性の洗練さに加えてパートーナーの企画会社に勤めるバリス先生、銀行員のエルシン先生たちの念密さによって道場は大きく発展し現在は120名を越す生徒が稽古している。
鳥居道場の皆さんと |
稽古は一般稽古と有段者稽古の二クラスを指導する。鳥居道場幹部の武器技は大変にレベルが高く普段の稽古の積み重ねの成果が大切と思った。
アンカラからイスタンブルはイズミア市から駆けつけてくれた日本館内弟子であったシアン君がドライブしてくれ飛行機では楽しめないトルコの自然を楽しむ事が出来た。
ウルダク先生のイスタンブル新道場 |
イスタンブルではトルコ合気会のアリ ウルダグ先生の新道場に集まっていた皆さんと稽古をする。今回もAHAN日本館トルコのコーデネイター町恵さん、ご主人のべジヒさんにもレストランリサーチなど大変お世話になった。
以上館長 本間 報告
■中米グアテマラ合気道講習会 オイルソン先生指導
平成22年8月6日〜10日
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施設を訪問したオイルソン先生とミケレ本部内弟子 |
グアテマラのグアテマラ市でパブロ ブエナフェ先生を中心に合気道を稽古するグループの指導のため、日本館総本部中南米担当のスコット オイルソン先生と日本館総本部内弟子のミケレ ザンレイ君が派遣されました。
グループの皆さんの稽古風景 |
日本館総本部は「支部道場を持たない」というのが原則であり、日本館総本部からスタッフが出向く道場は道場活動支援やAHAN 活動を目的としています。 今回の講習会は貧困層のシングルマザーのための保育園支援目的で収益はThe
Guardaria Infantile Virgen del Camino に寄付されました。
AHANインターナショナルプログラムデレクター
日本館には各国からAHAN活動の問い合わせがあり加盟を望む団体も多くあります。しかし充分に日本館の活動趣旨を認識せずに加入を希望する例が多くあり、日本館総本部では定期的な活動の確認が出来るまでは認可を控え数回の直接訪問の後に審査の上認可をする事になっております。特に確認される事柄は、支援を必要とする団体への義援金集めの講習会は「講習会費と参加人数」「寄付スポンサー(テーシャツ、広告収入など)からの受理報告」「総収入の75%以上の寄付の義務と支援団体からの公式領収書」を日本館総本部に報告する事が義務付けられています。またスタッフが飲食費などを講習会収入から処理する事も禁止しています。ただし会場費、水や一般的雑費は報告を持って承認されます。義援金集めの講習会後に高級レストランで飲食を伴う慰労会などを行い、経費は講習会収入で処理するなどの行為があればAHAN認可は直ちに取り消しになります。地域ボランテア活動に関しては年2回行なう義務があります。
なお、AHAN日本館総本部では現金での支援は一切行ないません。また活動を目的とする資金集めを一般に求める事も一切ありません。不審な点は日本館総本部にお問い合わせ下さい。 |
工事現場にて |
計画していた建坪150平米の亜範教育センターの建設が始まりました。 プロジェクトは9ステージにわけ門下生全員で建設作業をしています。秋には本間館長の現場訪問を受け本年中に完成させたいと思います。この建築に関しては本間館長個人からの経済支援を受けています。
食事を手に子供たち |
「分かち合う事によって相互理解が生まれる」様々な理由で地域間紛争の絶えないミンドナオ地域。本間館長の助言に従い私たちはバジャウ族の方々に食事サービス支援をしています。食事そのものが大切なのではなく、活動に
従事する若者達の心を開く役目も持っています。
若い道場のボランティア |
支援食を作る |
食事サービスを待つ人々 |
AVA先生と新入生たち |
何しろ陽気なフィリピンの若者たち、殴り合い蹴り合う武道よりも身体を思い切り伸ばして大きく動く合気道のほうが体質に合っているらしく、若者の稽古者が私の道場では大変多いのです。この若者パワーが将来フィリピンの力となると思っています。
初心者指導のアバ先生 |
稽古態度は真剣 |
以上報告 ミンドナオAHAN日本館コーデネイター
アバ ヤンチャ
■スーダンAHAN日本館活動報告
平成22年8月22日
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UNAMIDユナミッド(国連アフリカ連合ダルフール派遣団)として派遣されているネパール陸軍レインジャー部隊ダン グルン軍曹からの活動報告が入っています。UNAMIDとして各国から派遣されている要員の体育施設での稽古許可がおり稽古を始めたほか、軍事閲兵においてデモンストレーション
をしました。
ネパール国連派遣部隊、合気道は必修訓練 |
武器取りはM16ライフル使って |
国連各国派遣軍幹部も視察 |
■バングラデッシュAHAN日本館活動報告
平成22年7月11日
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搬入された資材 |
現地コーデネイター、マジ君からマデラッサイスラム女児孤児学校に対する資材搬入の写真が入りました。
日本館総本部ニュース
■安井稔法曹院(Minoru Yasui Inn
of Court)年次園遊会
平成22年6月10日
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5年目を迎えた恒例の園遊会は今年も日本館日本庭園で100人を超える法曹界のゲストが集まり開かれました。日本館AHANの支援者でもあるケリー羽田判事の司会で始まるこの会は毎年DOMO日本レストランのオーナーシェフでもある本間館長みずから料理の腕を振るいます。今年も2日前にバングラデッシュ、ミヤンマーのAHAN活動から帰国したばかりの本間館長は時差ぼけのため深夜に仕込みをしておりました。
ミヤンマーでの寄贈の模様を報告する本間館長 |
今回、本間館長が安井稔法曹界からミヤンマー亜範教育センターに寄贈されたコンピューター5台の寄贈式の模様が本間館長によって報告され、その模様はアジアンアビュニュー誌に紹介されました。
日本館への寄贈式の模様はこちら
亜範教育センターでの寄贈式の模様はこちら
事務局長 デビット ゲラス報告
■「東京ポップ」BestオタクUSA撮影
平成22年7月11日
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いまやアメリカは「アニメ、コスプレ、オタク」の大ブレーク。日本館のオフィス内もジェネレ−ションギャップが激しく、東京ポップからインタビューと撮影希望が入ったそのとき「エッ!スッゴイ」と「何だそれ?」と極端に割れました。とにかくその「オタク」何とかとかが日本館にやってきて私を取材、合気道やDOMOでの撮影をして大きな専用バスでまたどこかに行きました。
目を輝かして語る若い門下生「ハリウッドベースの全米規模のプロダクションでこの世界では大手で若者の心をしっかり掴んでいる」との事。ところでなんで私が「オタク」の対象になったのか?いまだ不明である。
館長 本間 報告
完成した東屋 |
デンバー総領事館勤務の傍らボランティアで剣道の普及に努め、多くの門下生を指導する石川康生先生のデンバー伊藤道場www.denverkendo.com主催の剣道大会が日本、全米、カナダなどから多数の参加者を迎えて盛大に行われました。
本間館長は同じ武道家として米国における日本の剣道普及に努力される石川先生に賛同し90名余りの参加者となったレセプションの会場として日本館道場を提供しました。
指導者、門下生とも技能、人格とも優れた方々が集うデンバー伊藤剣道道場。剣道を稽古してみたいと思われる方はぜひ連絡してみてください。
編集部
これまで日本館庭園にあった「モンゴル遊牧民族移動式住居ゲル」が解体され新しく東屋風のパテオが完成しました。ゲルは2004年7月18日モンゴル大統領一行がデンバーを訪問、デンバーのモンゴルコミニティー、モンゴル国内の人道活動のへの功績に答えて日本館を訪問、それ以来展示されていたものですが保存のため解体したものです。完成されたパテオはこの夏の内弟子合宿の食事の場所として使われます。
編集部
トルコの古代遺跡巡りの館長 |
春の遠征指導の帰路、トルコのイズミア市に立ち寄りエーゲ海で数日過ごした館長、真っ黒になって帰館「たまに休暇もいいね」とポツリ。
路上生活者支援6万食達成記念 |
ミヤンマー亜範教育センター支援
25日マラソン講習会記念 |
左からオリーブ先生、本間館長、ランドリー先生 |
今から5年程前ジャーミーオリーブ先生は現在テクニカル指導員のルデー ランドリー先生と並んだ日本館総本部の「猛稽古モンスター」の一人。その後警察学校入校、警察官、さらには家庭を持って子供ができてと多忙な日々。合気道からは離れていましたが子供がユースクラスを出稽古を始めたのをきっかけにオリーブ先生も非番には道場へーーー。「本当の合気道はこれから始まるよ」館長の言葉。
事務局
二宮館長も自ら指導下さる |
フルコンタクト空手、サバキチャレンジ「円心空手」(二宮城光 館長)の本部道場に日本館内弟子が出稽古をし二宮城光館長、ご子息の二宮光一先生の指導を受けました。合気道には突きや蹴りの弱さがあり「その弱さを知るため」の出稽古。凄まじい突き蹴り、投げ技の円心空手を体験させる事で気が付いたことも多いと思う。気軽に引き受けてくれた二宮館長に感謝申し上げる。
館長 本間記
激しい気合が飛ぶ |
左二人目から二宮光一先生、二宮館長、本間館長と内弟子たち |
朝稽古後のニッポンカンサムライ |
この夏、日本館内弟子を成就した12人の内弟子。一日6時間25日間の合宿生活。米国はもちろんトルコ、イタリア、ボリビア、メキシコ、そして日本。
「合気道はお花のクラスではない。昔は機械力に頼らない生活、自然に体力が付いていた。しかし今はそれが無い。基礎体力作りは気力充実の大切な一歩」本間館長の稽古メニューをこなす内弟子たちの姿を公開。
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