ニュース&イベントレポート◆◆  
 

合気道日本館総本部海外講習会報告

■モロッコ合気道講習会に860名 
 平成22年2月26日〜3月2日
 

モロッコ合気道パイオニア、アラウイ.ムバラク先生と本間館長

マホメッドの誕生日を祝う「Birthday of Prophet Mohommed」の祭日であるにも関わらず、カサブランカ市の「モハメッド五世スポーツ施設体育館で開かれた本間日本館総本部館長の指導講習会がモロッコ全土から860人の参加者を集めて二日間にわたり開かれました。


お元気に指導されるムバラク先生


40余りの道場指導者が集まっての特別クラス

私どもロイヤルモロッコ合気道連盟はアラウイ ムバラク先生のもとモロッコ全土を7つの地域に別け1500の加盟道場4000人余りの門下生を持つ最大にして50年余りの歴史を持つ合気道団体ですが、数年前よりそれまでの合気会傘下とは関係を絶っております。モロッコは1956年にフランスから独立した独立国です。私どもの合気道組織はこの独立国の法律の下にある団体です。しかし現在の私どもに対する合気会の処遇はいまだフランスの管理下に置かれています。合気会との関係改善を願っているものの様々な事情があり困難な状況にあります。



フレームに入りきれない860名が集まった



このたび本間館長を招聘し指導を受けましたが現在の我々の問題に対して「合気道は今や合気会合気道だけが合気道ではありません。植芝盛平の教えを受けた者が「00合気道」として組織を立ち上げ活動しているケースはいくらでもあります。しかしこれまでモロッコの合気道は合気会合気道として長い間合気会の発展に貢献していたはずです。組織や派閥、金銭関係のことで多くの生徒を混乱の状態に置くのは合気道の精神にも沿わないこと。合気会本部には状況をよく説明したら理解し、改善策をもつ師範や役員も存在するはずなので冷静な行動を取るように、合気会に戻るのが最善の方法と思う。そのうえで解決策が無かったら次の事を考えても遅くはないと思う」との助言がありました。
 私どもはこの助言をもとに進んで行きたいと思っております。合気道界の派閥を超越し、私欲を求めない中立的指導者としての立場を貫く本間館長の助言に大きな尊敬を持つものです。
 今回はトルコ合気会のアリ.ウルダグ先生、日本館内弟子成就生シアン.君も参加くださいました。有難うございました。
           
ナショナルロイヤルモロッコ合気道コメッティー
会長 シディー イズラ

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本間総本部館長フィリピン ミンドナオ島巡回指導
 平成22年2月14日〜24日



イリガン市警察講習会参加者の皆さん

春のミンドナオ巡回指導のため本間館長が訪問してくれました。今回はイリガン市、マラウイ市、及びダバオ市の訪問でした。
イリガンでは私の指導するAHANミンドナオ合気道日本館道場指導、240人の学生が授業としているミンドナオテクニカル大学(IIT)体育学部合気道授業指導、イリガン市警察指導をしてくれました。またイリガン市の門下生6名を同行してダバオ市を訪問、市内の四ヶ所の合気道グループから50名ほどが集りATENEO DE DAVAO UNIVERSITYで講習会が行われました。講習会を企画の皆様ありがとうございました。

イリガン道場の皆さん


I I T大学合気道授業

ダバオ講習会稽古風景


マラウイ道場にて館長右コライス氏、左アバ

マラウイ市では熱心な日本武道家であり祖父を日本人に持つイスラム反政府勢力の地域リーダー、メジャーゼネラルのコライス氏を訪問しました。本間館長がイスラムの若い方々に合気道を指導して以来、ゼネラルの自宅で私が指導を続けています。またイリガン滞在中の本間館長はAHAN活動にも参加しました。次の記事に報告があります。

ミンドナオAHAN日本館コーデネイター
アバ ヤンチャ報告

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AHAN日本館総本部海外活動報告
ミンドナオAHAN日本館活動報告 
 平成22年2月16日



バジャオの人々に食事サービスをする本間館長とミンドナオAHANスタッフ  

 フィリピン各地とくにミンドナオ島には様々な事情でインドネシア方面から漂着した人々であるバジャウBAJAOと呼ばれる人々が海岸沿いに生活しています。イリガンにも400名余りが一般市民から隔離された状態で貧しい生活をしています。独自の言語生活習慣を持ち様々な問題を抱えていますが政府等の支援はほとんどありません。私どもミンドナオAHAN日本館はここを中心に毎月一回の食事をサービスしています。今回は本間館長も同行して300人余りの方々に食事をサービスしました。

◆ビデオドキュメント



◆フォトドキュメント


干し魚は大変にポピュラー

米の買出し


肉の買出し

大鍋で料理をするAHANスタッフ


支援物資を積んで出発

待ち構えた人々が押し寄せる


食事を配るミンドナオAHANコーデネイター
アバ.ヤンチャとスタッフ

スタッフたちと


ミンドナオAHAN日本館コーデネイター
アバ ヤンチャ報告

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タイにて「日本館合気道およびAHAN活動説明講習会」
 平成22年3月10日
 

二年前から依頼があったタイの合気道グループからの招聘に応じて本間日本館総本部館長はタイの首都バンコクを訪問、「日本館合気道およびAHAN活動説明講習会」が開かれました。合気会合気道関係の3ヶ所の道場や個人、グループ30名ほどが集まってくれました。タイのみに限らずラオス,カンボジヤ、ベトナムなどからも参加しました。参加者は日本館HPを通して集まった方々です。
 こういった会に関与した合気道家に対して上部団体や指導者より抗議が有るのが常であり写真、詳細は掲載しません。
                        
ベトナム参加者
トラン ファン

 



■ミヤンマーAHAN日本館活動報告
  平成22年4月10日
 


ヤダナポン寺院の子供達に輪ゴム遊びを教える本間館長

3月4日より9日まで本間日本館館長がミヤンマーを訪問しました。主な活動を
ミヤンマーAHAN日本館コーデネイター、ニイラが報告します。

※ヤタナボン寺院孤児院および全寮学校の訪問


米の買い付け交渉のニイラ(後姿)


定期支援米を届け、医薬品が贈られました。またシャン州から寮に入って修行をしている12歳のシン,ハン君をテーマとした絵本作成のためインタビューを行いました。シン君は前回報告した「磨り減ったサンダル」の持ち主です。詳しくはこちらをご覧ください。


届けられた支援米を前に。親戚などのある子供は春休み中なので帰省している。



シン君にインタビューする本間館長


※教育センター開設支援プロジェクト


AHAN教育センター支援候補校の皆さん

ミヤンマーAHAN日本館の連絡先となっている私の家では数年前から高校生などを集めて小さな教育の場が開かれています。母と姉妹3人が公共学校の現役教師であり父も英語教師でした。
粗末なテントで屋根をかけたスペースですが30人ほどが熱心に勉強しています。しかし雨季に入ると膝まで水が入り二階の家族の部屋で勉強をする事も有る状態です。今回の本間館長の訪問で、教室の移転、コンピューター5台の設置、参考書、蔵書の充実などが話し合われました。


家族が集めた教育書は一般に開放されている。

「ミヤンマーの若い方たちの勤勉さは驚くものがあります。私の記憶にある、不足不自由ながらも教師と一体となって学んでいた日本の人間教育がミヤンマーにあるように思います。私達に出来る事は僅かですがまずは一歩を進めましょう。」との結論をいただきました。

※ケシから蕎麦栽培転作プロジェクトの視察


蕎麦栽培前の高原にて。小僧さんが寺建設の基金を集めていた

麻薬の原料となるケシ花栽培から蕎麦栽培に転作させ、蕎麦や蕎麦焼酎、蕎麦ビスケットを日本で販売するプロジェクトがあります。これは1996 年から始まった日本政府とミヤンマー政府の合意プロジェクトです。詳しくは こちらをご覧ください。

本間館長はフィリピンのミンドナオ島の貧困層への産業発掘つまり仕事作りのプロジェクトを支援しており、転作プロジェクトにおける現地交渉や支援側との擂り合わせなどのプロセスを栽培地訪問や関係者を訪ね調査しました。


ミヤンマー英字紙「ミヤンマータイムス」で。
蕎麦栽培の長期取材をしているミョー.ルイ記者(左から3人目)を訪ねて。
左は編集委員をしている私の父タン.アゥン


※合気道関連活動

ミヤンマーにおける日本館の合気道関連活動は現地協力関係者に考慮して今回の詳細は掲載しません。

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ネパールAHAN日本館活動報告     
  平成22年4月30日

ネパール陸軍レインジャー部隊合気道は米国海兵隊ゼネラル及びネパール陸軍幹部を前に演武会を開き日本館合気道と合気道日本館専守防衛技術(NSDT)の演武が行われました。ネパール陸軍レインジャー部隊は現在一千名がラジス ビスタ日本館現地指導員のもと熱心に稽古しています。今回の写真は軍規により
公表できません。           
                           
日本館総本部編集部
          
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スーダンAHAN日本館活動報告     
  平成22年2月12日 
 


軍幹部が列席

スーダンの国連平和維持軍としてネパール陸軍レインジャー部隊から派遣されている私ダン グルン軍曹が指導者責任者となって訓練されている日本館合気道と合気道日本館専守防衛技術(NSDT)がスーダン陸軍記念日に多数の将校を前に演武披露しました。


合気道を軍隊用にアレンジしたNSDT演武


国連平和維持軍ネパール部隊

現在はネパール軍人(派遣総数800名)を中心に稽古していますがまもなく各国の派遣維持軍も参加する予定です。
                      
国連平和維持軍  
ネパールレインジャー部隊軍曹
ダン グルン報告



AHAN日本館国内活動報告
総本部路上生活者食事支援プロジェクト
 平成22年1月〜4月度

 


レスキューミッションで調理をする若き本間館長
(1994年頃)

本年5月には6万食をサービスし20年目となるこのプロジェクトは武道道場としては他に例の無い活動と思います。
月の第三週日曜日、朝7時から夜の9時頃まで本間館長を先頭に30人余りの門下生ボランティアが参加します。
皮むきや肉切りなどのあと本間館長一人で350食以上の食事を4−5点作ります。とくに子供が水浴びできる様な大鍋で作るカレーは混ぜるだけでも気合のかかる大仕事。
5月には60歳となる本間館長、さすがに一人で混ぜるのは大変らしく「昔はこんなもん何でもなかった」と愚痴りながら頑張っています。
デンバーレスキューミッションでのサービスは、これまでの夕食2回サービスから4回に増え門下生ボランティアも大変です。



日曜の朝稽古を終わっての皮むきボランティア


常連となった日本領事館の三井領事。
今日は涙を出しながらの玉ねぎ切り。

 プロジェクトの資金は本間館長自らが経営する日本レストランDOMOからの支出で、このほかにも世界で展開する支援プロジェクトも加えるとかなりの支出となります。「私は自家用車もないし、ゴルフもしない。子供もいないし、寝ているのは道場。だから出来る」とは館長の言葉。バングラデッシュで孤児院を視察後、支援を決意したときの言葉「俺が一回すし屋で食べる分を削ったら30人が一週間食べれる」と平然と言った話は同行した門下生からの報告。「渡米した時は5千ドルしか持っていなかった。だからそれ以上は儲けもの」とは館長の口癖。
5月の6万食記念は門下生一丸となってお祝いし館長の労をねぎらいたいと思います。

※編集部―ホームレスの方々のシェルター内での写真はプライバシーの保護から掲載していません。               
              
日本館総本部AHANインターナショナル     
チーフデレクター エミリーブッシュ記

2010年1月度――355食
2010年2月度――キリスト教行事と重なったため日程調整が出来ず中止
2010年3月度――325食
2010年4月度――394食
 
1991年1月に食事サービス開始以来の合計59689食




支援物資キャンペーン
 


 この度ミヤンマーAHAN教育センター支援とミンドナオ、マラウイイスラム青年会の支援のため新中古コンピューターの寄付を求めています。国連のルールによってコンピューターはP4以上で機能に問題の無いモニターと本体,備品の揃った物でモニターは液晶のみに限られています(セット以外の物は処分に費用がかかるため持込は出来ません)これまで新コンピューター5セット、中古6セットが集まっています。
 AHAN日本館総本部ではすでに200台以上の新中古コンピューターを必要としている団体に寄付しています。モンゴル、バングラデッシュのケースをご覧下さい。

■生かされる善意、AHAN日本館バングラデッシュ活動

■モンゴルにコンピューター 第二便30台届く 

また教育センター用に米国の小中学校のレベルの教科書を集めています。科目は数学、英語、理科です。なお日本語の教科書はすでに60冊集まっています。
寄贈者に関する詳細は寄贈報告の時にいたします。
                       
日本館総本部事務局長
デビット ゲラス






■春期「課外授業で日本館訪問」シーズン始まる
  平成22年1月〜4月




このプログラムは35年前から続いている日本文化紹介の活動です。開設当時はジャパンハウスカルチャーセンターと言う団体名で日本語、書道、華道、日本料理などのクラスを開いていました。とくに日本語はブームであり多くの人が受講しました。同時に小中学校を回りこれらのデモを繰り返しました。忙しい日には数校の掛け持ちもあり現日本館日本支部長の菊池裕氏を中心に日本から参加した多くの若者たちが協力しました。嶋野栄道禅老師の薦めで「日本館」に改め現在に続ています。カルチャーセンターの目的は合気道普及であり他の日本文化から誘い込もうと試みたものです。
 日本館総本部開設後は小中学校の課外授業としてスクールバスを連ねてやってきます。折り紙や書道、日本の子供ゲームなど(もちろん合気道も)を体験したあと日本館レストランDOMOで食事をする二時間余りのコースです。一人10ドルですがそのうち7ドルはAHAN海外支援プロジェクト基金となります。
今年もすでに5月までの予約が12校、1000名余りの子供が訪問する事になっています。

AHAN日本館総本部
フィールドトリップ デモスタッフ
ジェームス ソールメン




日本館総本部ニュース

日本館総本部穏やかな新年を迎える
  平成22年1月4日





「足を崩しなさい。健康である事が一番」館長新年の言葉

例年通り「稽古納め」「年越し稽古」を行い1月4日は稽古始の日、紅白の幕に飾られた道場、正面には松飾。毎年変わらないこの風景は日本館総本部の安定した活動継続を意味しています。
 今年の稽古始には日本館発展の先駆者であった方々を来賓として迎えて開かれ、1996年に着工された現在の日本館総本部建築にあたり(現在の日本館は三番目の道場)不動産購入や予算捻出計画を現日本館総本部副会長のエミリー ブッシュ氏と担当したジョージ ブランケンシップ氏、本間館長が米軍三沢基地で合気道を指導していた時からの門下生で、デンバーに一緒に乗り込んだデビット シェイクリー氏、日本館総本部で現役門下生で現在87歳のモーリス ブラウン氏、また特別来賓者として日本国デンバー総領事館の三井孝次領事が参加してくれました。本間館長の「日本館の発展を支えた人々を忘れてはならない」という新年のスピーチがありました。
                 
日本館総本部 書記 ビクター ブイ報告



ユースクラスが盛り上がっています    
 平成22年4月10日




年長者が年少者にアドバイス。このコミニケーションが大切

総本部の子供を対象としたユースプログラム(子供合気道クラス)のメンバーが増え、元気な子供たち70人ほどが熱心に稽古をしています。
 指導を担当するのはノーエル キャンプ先生とアシスタントのジェフ.レッグワルド氏、ラジャー.フェイラー氏、加えて自らも大人クラスで稽古する子供の親たち。ノーエル先生は攻撃などで飛行困難になったパイロットや将兵を救出する部隊に所属した筋金入りの元軍人、ジェフさんはメジャー新聞社のアメリカンフットボール専門解説者。かなりの厳しい稽古指導と考えてしまいますが実際は子供の自主性を尊重した自由な雰囲気での稽古指導、それが親御さん達に評価されているのでしょう。自由な行動の中に厳しいルール、殴る蹴るではなく融和による問題解決、トーナメントやチャンピオン主義ではなく継続して努力する人間性の発掘、空手やタイカン道などとはまったく異なった人間形成をモットーとして日本館のユースクラスは指導されています。

文武両道、稽古前に読書をする子供

日本館総本部館長指導講演より

「守るために相手を殴ったり蹴ったりする技術を訓練するのは平和のためと言ってミサイルを持つ事と同じである。絶対の強さは暴力否定のために努力する事の出来る心を武道の稽古によって養育する事である。この観点を間違えるといつまでたっても貴方の子供は更なるミサイルを必要とするであろう。トーナメントで殴り倒した対戦相手の子供を横目に勝者となった子供を抱きかかえる大人ほど哀れな姿は無い。合気道に試合の無いのはそのためである。日本館ユース合気道クラスはリアリティーな常識に沿った指導をする。」
                        
総本部事務局
ロラ ロイヤー

 



第15回、合気道日本館対円心空手トーナメント 
  平成22年4月11日




笑いが一番

5年目となった激烈トーナメント、今年も合気道日本館の勝利となりました。
150人余りが集まってのボーリングトーナメント。勝敗は別にして15年間も他武道同士が懇親の会を開けるのは二宮円心館長、本間日本館館長の武道を超越した友人関係が存在するからでしょう。


150人が参加し盛大に

調子の悪い本間館長、鋭いポーズの二宮館長を覗く


負けたチームは氷水。誰の発想か、これが伝統です。

敗者の内弟子、そして二宮館長三男の城太君が氷水を被ってお開きとなりました。円心から陰口が一言「日本館にはボーリングが盛んな頃に青年であった門下生が多く、若者が多い我が円心では及ばない」という事は日本館は老人道場という事か?次の対戦の炎が来年に向けて燃え始めています。
                      
ゲームコーデネーター
日本館  ジョージ パシミノ





デンバー日本映画祭支援      
 平成22年4月8日〜11日




デンバーフィルムソサイティー主催の「Focus on Japanese Cinema」が開催され日本館のDOMOレストランがオープニングレセプションのスポンサーとなり80名余りがDOMOに集いました。

                        
日本館事務局
マージャリー.ガーナー




ネパールレインジャー部隊アニス カッドカ大尉 訪問滞在
 平成22年4月9日〜11日





デンバー郊外レッドロックにてブッシュ副会長と

ネパール陸軍レインジャー部隊でネパール陸軍合気道の担当将校であるアニス
カッドカ大尉が日本館総本部を訪問し、稽古の合間にデンバー郊外山中やボールダー市などを訪問しました。


稽古参加

ボーリングにも飛び入り、連続ストライクも。
 二宮円心空手館長と

総本部事務局






円心空手サバキチャレンジ世界大会参加選手など 訪問滞在
  平成22年4月22日〜25日 




10数年前、世界総本部がデンバーにある円心空手(二宮城光館長)の内弟子であった日本の若者も今では帰国して道場を持ち、そのほとんどは結婚して優しいパパに。そのもと内弟子たちが門下生を伴って世界大会に参加する。時の経過を強く思う。ここ数年8人前後が私の道場に宿泊し試合に出て行く。内弟子上がりの私自身、若い空手家の面倒を見るのが楽しみであった。やがて巣立った若者がまた私の元に戻ってくるのは本当に嬉しい事である。


古典的根性精神ではなくスポーツ学に沿った柔軟体操などを取り入れている


試合前の最後の調整。日本館総本部にて

彼らにとって二宮館長は父である。私は訪ねていったら酒の飲める叔父さんであろうか。なにしろ二宮館長は下戸なのだから。
 今回も3人の選手が挑戦し男子ミドル級と女子部門で優勝、ヘビー級で準優勝となって戻ってきた、みんな負傷もなく勝利の杯を揚げる事が出来た。それが一番だ。フルコンの空手家が合気道の道場に転がり込んでいるというのも不思議であるがやはり二宮館長の大きな理解があるからであろう。尊敬する武道家であり当然のその弟子たちも素晴らしい方々である。
                    
日本館総本部 館長 本間 学 記





本間館長日本訪問        
  平成22年3月10日〜15日





多忙の中、親しく迎えてくれた仁平会長

春の巡回指導の帰途、本間館長は日本支部スタッフとの打ち合わせのため日本に立ち寄りました。
 また岩間の伝統岩間流神信合気修練会の斉藤仁平(仁弘改め)ミヤンマー訪問の報告をしミヤンマー合気会ニューオーガゼネイションのシン メイ先生からのお預かり品を故斉藤守弘師範の御仏前にお供えしました。
                  
日本館日本支部事務局長
菊池 裕 報告

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編集部より




プロジェクトが多くHP更新記事が溜まるばかりで5月に入ってしまいました。日本館庭園は枝垂桜、レンギョウ、クラブアップル、ライラックなどの樹木が満開となっています。建設当時は分厚いアスファルトの駐車場であった場所が15年余りで大きく変わりました。  


15年前の日本館庭園

今春の日本館庭園

春の海外指導から戻った本間館長は「時差ボケ回復」といってレストラン倉庫や日本館オフィスの大改修、さらには屋根裏を改造して和室を完成。
 元気である事はいいけど深夜2時頃まで作業して電動ノコで指を切って病院騒ぎ「やっぱ歳かなー。この道場を立てた頃は徹夜したって大丈夫だったけど」


15ー6人は入る屋根裏部屋

モロッコ講習会がモハメッドの誕生日であった本間館長、毎日そのお祝いに招待され貴重な体験。男も女も陽気に歌い踊るーー。もちろん酒類はなし。驚く事は世界中にいくらでもあるとかーー。


家族、親戚、友人が陽気に祝う。


ブランチのお祝い  


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