恒例となったこの大会は円心空手創始者である二宮城光師範の誕生日記念として友人である本間日本館館長の発案で始ったものです。二宮館長は極真空手、芦原空手を経て1988年、意を決して当地デンバーに円心空手を創始、現在世界各地に70以上の直轄道場をもちます。本間館長とほぼ同じ頃デンバーに移住、早い時期から深い交流があり現在の円心会館本部の正面に使われている柱は日本館道場正面の柱と同じ一本の大樹です。今回は合わせて140人余りが参加した熱戦の末、日本館にトロフィーが戻りました。これで通算成績は5対3、日本館のリードです。敗者の内弟子が氷水をかぶることが恒例になっており、屈強な円心の若者に混じって二宮館長のご子息城太君も飛び入りで氷水を浴び喝采をあびました。武道の流派を超えた交流は双方の門下生達にとっても有意義なものとなっています。 |