AHAN日本館一行7名はリオAHAN基金募集講習会に参加のためブラジルを訪問。会場はリオの景勝地コパカバーナ海岸近くにある陸軍トレーニングセンターで流派や組織を超えた70人余りの合気道家が集まりました。本間館長の指導のもと2日間に渡り熱心に稽古が行われました。この講習会収入全額及びAHAN本部よりの寄付など集まったお金はリオAHANの基金となりました。リオAHANではこれまでBERCO孤児院のサポートしており今回の基金を基に毎月孤児院の要請に応じて日用必需品を送ります。今回の基金は7か月ぶんの必需品に相当します。この孤児院は0歳から6歳までの子供達を100人収容しています。この会の主旨を御理解下さり集まってくれた道友たちに深く感謝します。
又、このツアーでは地方の合気道状況も視察、余り娯楽やスポーツ施設の無い地域にある道場は単に武道の稽古場のみでなく地域の交流の場となっています。特に子供達にとっては、特別な場所でもあり熱心な子供達も多く稽古しております。子供達の向上を願うと共に指導者のご苦労に感謝いたします。
日本館ではすでに「開発途上国の道友に稽古着を」とのキャンペーンを5年前から行なっております。これは全米の道友や道場から中古稽古着を寄付して戴き必要とされている方々に贈るものでこれまで700着余りがリサイクルされています。
この度の視察により、地方で子供達の為に道場を開放されている道場に対して中古稽古着を贈る事になりAHAN日本館本部から第1陣として50セットがリオAHANに発送されました。
今後随時おくられます。
このキャンペーンの後、一行はサンパウロに移動、現地で活躍される西田先生、中村先生、など3箇所の道場で指導させて戴きました。日本館AHAN活動は現地指導者の御理解のもと可能であって今回も先生方の御協力に厚く感謝申し上げます。また
、今回はお会い出来なかった鹿内先生が多くの生徒を参加させてくれました事も明記します。
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