日本館合気道の行事◆◆  

■コロラド武道師範会
 平成15年2月18日

コロラド在住日本武道指導者の集まりであるこの会は1993年から始まり本年で10年となりました。コロラド武道普及に貢献された方は戦前からその功績が残されていますがその多くの方はすでに世をさりご健在な方もご高齢で一線を離れています。この会は現在道場を運営し指導を専業とする現役指導者の集まりで、メンバーは松涛館空手師範でJKAの派遣指導員の矢口豊先生。70才を数えられた現在も月の半分は世界中を指導のため巡回されています。1969年にデンバーに移り住んでいます。その数年前にデンバーに着任したのが空手道和道会の黒羽根貞治師範です。矢口先生とは日大の先輩にあたり流派は異なりますが互いに深い交流があります。二宮城光師範は1976年にニューヨークから移り住み円心空手を創始、今や日本各地はもとより世界各地に80以上の支部をもっています。日本館館長の本間先生もメンバーでありこれらの先生をゲスト師範としてお迎えし合気道日本館の生徒に指導を受けるなどの交流をしております。ユニークなのは二宮空手道場と本間合気道場の双方150名余りが参加するボーリングトーナメントです。8年目となったこの交流は流派を超えた友人関係が築かれています。また都合にあわせて日本館の地域奉仕に参加する事などもあります。それぞれの先生が同時に集まるのは大変難しいのですが常に連絡を取り合いながら正しい日本武道の普及発展のための情報交換につとめています。今年の新年会にあたるこの日の会合は矢口先生の世界指導の話を聞きながらの楽しいひと時でした。


全員の写真
中央前  矢口師範 、後方左  二宮師範、後方右  黒羽根師範、後方中央 本間館長