合気道日本館が主催したこの会は故斎藤師範の御子息である斎藤仁弘先生をお迎えしてデンバー仏教会体育館でおこなわれました。全米各地、カナダ、メキシコなどから74名の異なった道場指導者をふくむ300名以上の参加者がありました。また斎藤先生と供に9名が日本から参加しました。開会式は日米国歌斉唱のあと本願寺開教師による御法要、黙想、合気道開祖と縁の深いモンゴルの鎮魂歌の演奏、続いて斎藤先生のご挨拶があり、その中で先の事故で亡くなったコロンビアの犠牲者に哀悼の意を示され、細かい先生の配慮に参加者一同感動しました。この会には一般に岩間流といわれるかって岩間で内弟子修行をされた指導者ばかりではなく、団体、流派を超越した多くの方々が参加されたことが大きな特徴でした。合気道本来の精神である「愛と平和」の実践の場となったことは大きな収穫でした。激しい稽古のあとには交流会も盛大に行なわれ各道場のパフォーマンスも飛び出し、会はいつの間にか斉藤先生の今後の活躍を期待する大激励会となりました。閉会の式において斎藤先生は参加者とスタッフに感謝の言葉をのべられたあと「世界の平和を願って皆様で黙想して祈りましょう」と呼びかけられ数分の黙想をされました。またAHAN活動に深く賛同された先生からは金一封のご寄付をいただきました。ありがとうございます。一行は翌日ベールスキー場で疲れも見せずスキーやスノーボードを楽しみ帰国されました。斉藤先生をはじめ一行の皆様とくにお供の「理恵さん」本当にご苦労様でした。またこの会をサポートされ自らも追悼講演された合気道ジャーナル編集長スタレー プラニン氏、通訳を担当されたパトリシヤ ヘンドリック先生に深く感謝いたします。また日本館講習会スタッフの皆様本当にありがとうございました。
今回の講習会に同行された茨城大学合気道部の山本光生氏の同行レポートがあります。
http://www.geocities.jp/takemusu_aikido/DENVER.HTM
http://www.geocities.jp/takemusu_aikido/DENVER2.HTM
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