ニュース&イベントレポート◆◆  
 

AHAN活動報告
■AHAN日本館主催:『松川響岳太鼓』演奏会報告
 平成16年9月4日〜11日
 
 

松川スタッフ

AHAN活動啓蒙キャンペーンとして開かれたこの演奏会は長野県松川村の有志からなる16人の打ち手によって、わずか一週間の滞在という強行なスケジュールのなかで、観客総動員数6千名を超える多くの方々に和太鼓の素晴らしさを披露しました。(写真は最後に有ります)
今年は日米交流150周年という事から、在デンバー日本国総領事館、コロラド企業懇話会、デンバー日米協会、デンバー日系人会、など多くの協賛を得る事が出来ました。演奏会場にはご多忙な日程を開けて太田裕造総領事始め、領事の方々、各団体の役員の方々が列席され、前夜には公邸において歓迎レセプションまでして戴きました。
一行は日本語補習校、小学校などを演奏訪問、実際に太鼓を打たせるなど、交流につとめました。早朝からのTV出演を3局もこなし、3ヶ所の演奏会場での熱演は多くの人々の心を打ちました。
コロラド-フード祭の野外コンサートでは、推定4千人以上の人々を魅了しました。
デンバー中央劇場では満席の750人。この演奏会では、太田総領事のスピーチを戴き、またAHAN本部より新中古コンピューター100台の寄贈式もありました。
高級リゾート地として知られるテリユアライドでの演奏会は500名の満席に立ち見が出るほどの盛況となりました。ここでは、ジョン・プライヤー町長、KOTOラジオ局など多くの地元有志が活躍してくれ、滞在先、食事、パーティーなど全てが寄付によって賄われました。
この会は、多くの人々の協力で成功する事が出来ました。コンサートに関する館長コラム「明日を打つ人たち」をご覧下さい。
多くの皆様のご協力に感謝いたします。 
E.B記

到着後、休む時間も無く荷解き


息の合ったご夫妻

日本館での朝食


サインをする茅野団長

演奏前のミーテング


日本人学校にて

休む事無く練習に励む


リハーサル

嬉しいのはこの笑顔


ポスターも頑張った

やったぜ

小学校で



コンサート終了後のパーテーにて


開演15分前

最後の調整



コロラド-フードフェアーにて


松川美人軍団

一見000風


ハーィ、よそ見しないで。デンバー中央劇場前にて



新中古コンピューター100台寄贈
 平成16年9月9日
 
AHAN日本館本部が展開している「新中古コンピューターを必要な国々に」のキャンペーンに寄付された140台の内、100台がモンゴル、ウランバートルに本部のあるゾルグ財団を通して、モンゴルの私設学校、孤児院などに贈る事になりその寄贈式が、AHAN活動啓蒙キャンペーン松川響岳太鼓コンサート会場で行われました。

会場を埋めた750人の観客の前で、AHAN会長エミリー・ブッシュからゾルグ財団の代理人ソッドムドッジ・オウガンバヤー氏に100台と、コンテナー輸送費の目録が手渡されました。コンテナー経費節約のため、通常荷物の開いた部分に格安で積み込むため、調整の終わったものから随時送られます。今月中には第一便、30台が送られます。現地、荷開きと贈呈にはAHANスタッフが立会い、年一回、寄贈先における使用状況がモニターされます。
ゾルグ財団は教育、福祉の改善に、日本はもとより世界の支援を受けて活動している財団で、今回贈呈されるコンピューターは、日本館が現在サポートしている「希望という名の学校」を始め、多くの施設に利用されるほか、AHANモンゴルで開くPC教室にも利用され、その収入がAHANモンゴル活動資金とされます。
今回寄付されたコンピューターは日本館メンバーを始め、その家族、友人、一般企業からのもので、中古であっても開発途上国ではその再利用度は高く、日本館専従スタッフが調整をした上で送られています。尚、調整不能でもパーツの組み換えにより再生したり、今後のメインテ用として部品が保存されています。
このキャンペーンは本年2月モンゴルを訪問した本間館長が、希望という名の学校生徒に約束したもので、(本間館長モンゴル訪問をご覧下さい。)企画はモンゴルに留まらず、今後は中南米諸国にも展開する事になっています。



馬頭琴クラス、初めてのコンサート
 平成16年10月1日
 

モンゴルの伝統楽器、馬頭琴の普及と演奏者の保護に協力している、AHAN日本館本部は、2年前から、馬頭琴奏者アリさんから指導を受けていた17歳のガナ君のミニ発表会を開きました。この日は金曜日と重なり、会場の日本館Domoレストランは満席、少々緊張したガナ君が英語で説明しながら6曲を演奏しました。


演奏するガナ君を見つめるアリ師

ゲル内で師弟での演奏

日本館はモンゴルの学校に馬頭琴を寄付しているほか、日本館にも常時10張りの馬頭琴を備え、モンゴル姉弟の伝統保存教育を支援しています。関係リンクをご覧下さい。
■モンゴル馬頭琴贈呈式
■モンゴル馬頭琴10張り購入


国内講習会報告

岩間神信合気修練塾:斉藤仁弘塾長講習会
 平成16年10月1日〜3日
 


米国ネバダ州リノで行われた、斉藤塾長の講習会は参加者250名を超える盛大な会となりました。多くの岩間内弟子出身者とその門下生、他の組織の合気道家など多彩な参加者で賑わいました。本間館長もこの会に出席し、多くの皆様の心温まる歓迎を受けました。
この会は合気道オブ-リノ道場長のビンツ・サルバトリー先生が主催したもので、この会の収益金の一部、1000ドルをAHAN活動支援金として日本館AHAN本部に寄付して下さいました。
また、斉藤仁弘塾長も、日本から持ち込んだ岩間木剣の売上金から1000ドルを同じくAHAN活動支援金としてAHAN日本館本部に寄付して下さいました。


仁弘塾長、ベンツ先生から 寄付を受け取る本間館長

この御二人からの御寄付はメキシコ小児ガン滞在治療施設、ブラジル-リオの孤児院支援講習会において千ドルずつ双方の御名前で、関係者に直接手渡される事になっております。今後このホームページで発表されます。
AHAN活動を多くの参加者の前でご説明くださり、加えて多額の御奇付まで戴き、このお心は有効に使わせていただきます。今回の訪問を本間館長がコラムとしています「峠を越えた者たち」をご覧下さい。
依田 記


初心者に語る塾長

杖稽古風景


パーテーでは得意の太鼓も



日本館マラソン暑中稽古
 平成16年8月2日〜27日
 

合気道日本館は8月を集中稽古月間と定め21日間のマラソン講習会を開きました。この講習会は海外指導で留守にする事の多い本間館長の希望で開かれたもので、8月一切の出張指導を組まず、21クラス全ての指導をされました。
参加者総数850名余りと高出席率の講習会となりました。参加費用は無料で、この事に関して本間館長は「この講習会は暑い夏の、私自身の稽古です。海外指導などで狂っているコンデションを整え、今年残りを乗り切る為のものです。皆さんは私の稽古相手、だから無料です」と笑いながら答えました。
日本館では多くの米国内奉仕活動、国外のAHAN活動に限らず、日本館メンバーにもあらゆるメリットを提供しております。過去15年間、週19クラス全部参加しても月謝は50ドル、入会金や上部納入金などありません。またメンバーには本間館長が経営する日本レストランの大きな特典があるほか、幹部事務局、指導部の20名は、月50ドルの無料クーポンの交付を受け、初心者などとのコミニケーション費用として使われています。また失業中の日本館スタッフ、海外正規留学生、などには期間限定で月謝が免除されています。少しでも多くの方々が合気道を楽しめる事を願って日本館も出来るだけの事をしています。
依田 記



日本館ストームチーム一晩合宿
 平成16年8月21日〜22日
 

早朝のメディテーション

日本館子供クラス80名の中から選ばれたジュニアエキスパート15名の一晩合宿が行われました。これは初めての試みで、今回の成功から今後は2泊3日程度の合宿に拡大したいと思っています。
寝袋を持っての日本館入りは土曜日の正午、稽古の後は食事つくり、料理は餃子やスキ焼き、「料理出来なければ、夕食なし」本間館長の声に「ノー」の声。
大騒ぎしながらも夕食、その後はモンゴル伝統住宅ゲルの中で、合気道開祖のビデオと日本の高校生の生活をドキュメントしたビデオ鑑賞。女子は内弟子部屋、男子は道場に並んで就寝。日本館ゴースト物語など全くの効果なしの現代っ子。
翌日は6時起床、洗面の後には、黙想、雑木の切り取りや朝食の仕度などの作務、朝食後は道場から30分ほど西の山中にあるハイキングコースで2時間ハイキング、結構険しい山道を声を掛けながら完了、帰場後は、身内の方々と一緒に午後のパーテーを楽しみ解散しました。
この企画には子供クラス指導員である私のほか、指導部や若手門下生がアシスタントとして泊りがけで参加してくれました。有難う御座いました。企画費用は本間館長個人のポケットマネーで行われ、参加費用は無料でした。チームワークはお金では買えませんと言う、館長のいつものご好意に感謝します。
子供クラス指導員 トム・デメン記


夕食の餃子つくり

すき焼き夕食


男子は道場で寝る

就寝時間は過ぎているが


ゲル内にて


朝食の支度

箸の使い方を教える館長



ハイキング



人物往来
津山捷康世界空手連盟技術委員長、日本館訪問
 平成16年9月27日
 

向かって左2人目、津山師範、中央、黒羽根師範、 その右、本間館長

日本空手道連盟の常任理事の津山捷康師範はコロラド山中で行われた講習会の帰路日本館を訪問し、本間館長と夕食を供にしました。津山捷康先生は拓大空手部OB、当時廃部となった空手部を再度立ち上げ優勝まで導いた「空手道界の美談」の当事者で、現在は京都産業大学空手道部師範。


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