ブラジル合気道日本館AHAN活動報告◆◆  

*日本館AHANリオ孤児支援基金募集講習会*

リオデジャネイロでも有名な観光名所のひとつポン・ジ・アスーカルの直ぐ下にブラジル陸軍のスポーツトレーニング施設があります。厳重な警備のゲートを入ると中はリオでも最も美しいと言われる海岸沿いに施設が並んでいます。ブラジル陸軍は柔道を正課として稽古しているため大きな道場が2棟あります。
講習会は今年もこの施設で行われました。講習会参加費は全額ブラジルの孤児達の為に使われるものです。指導する者も、参加する者も稽古をしながら基金を集めるものです。日本でも一般的になった基金集めのマラソンや歩け歩けの会、などと同じとご理解ください。講習会の主旨は「人道」の為であり流派、団体をこえた多くのリオ近辺の合気道指導者、門下生が参加しました。
講習会は「くずし」「立ち固め」「対蹴り」「木剣、杖の動きと体術の関係」など日本館独自の指導法をもとに熱心な稽古がされました。AHANリオ活動のの目的は合気道人による人道活動であり、その活動によって現地における合気道のイメージアップをはかり、現地の合気道界の発展に貢献しようとするものであって、講習会は単独道場では行わず、すべての合気道家が参加できる状態でおこなっています。したがってこのベネフィットはすべての道場に平等に提供されることになります。今回も幾つかの道場からの指導要請がありましたが、AHANの主旨からお断りいたしました。
クラス終了後にこの講習会の援助対象となる孤児院OBRA DO BERECO(ゆりかごプロジェクト)の代表者に講習会収益金、日本館AHAN本部からの1000ドル、現地アメリカ企業からの1000ドルなどの目録が手渡されました。この基金で、園児100名余り分の日用品が毎月贈られます。また日本館本部より地方の子供合気道普及のため子供用中古稽古着30セット、木剣30振りが寄付されました。尚、贈られた稽古着はAHANプロジェクトの一つである「中古稽古着リサイクル」で全米の合気道家から寄付されたもので、今回はノーステキサス合気道からの寄付などが中心となりました。


スポーツ施設全景

稽古風景

稽古風景

多敵の位

立ち固め、受けは同行のリック、トンプソン

子供も熱心に

剣の位の指導

蹴りに対する指導

孤児院代表に目録を渡す

孤児院訪問

落書きではありません。
孤児院全景

4才児からのカードをもってルック リオ二先生

カードのアップ 

スタッフの皆さんと
写真左から、スタッフのカーメン ピントさん
院長のアナ マリアさん、本間館長 リオ二先生 
AHAN本部会長ブッシュ先生



日本館AHANリオ 非営利団体の認可を受ける
日本館AHANリオ研修センター建設プロジェクト始る

→上に戻る