ニュース&イベントレポート◆◆  
 

AHAN日本館海外活動報告
■本間館長フィリピン、ミンドナオ島訪問
 平成19年2月18日〜21日
 

医療支援作戦のため村に入った特殊部隊員

 米軍とフィリピン軍の混成部隊によるイスラム地区医療支援作戦に本間館長がAHAN活動研修として日本人では始めて参加しました。作戦地域は世界的にメディアを騒がすミンドナオ島の南西部、このあたりは分離独立運動が活発で新人民軍やモロ イスラム解放戦線、などの反政府グループが活動し、東南アジアのテロ組織アブサヤフやジェマイスラミアなども拠点を置き激しい戦闘も幾度となく繰り広げられ地域です。


フィリッピン陸軍警備兵と本間館長

内戦の弾痕が残る役場

現在は停戦状態になった地域とはいえ一触即発の地域です。内戦で医療の受けられなかったイスラム系住民たちに医療支援をする作戦で本間館長の視察した2ヶ所の村だけでも2000人余りの住民が集まりました。


治療に集まる住民

歯科治療

特に戦乱でイスラムの宗教的儀式である「割礼」を受ける事が出来なかった男の子たち750人余りに割礼をするなど内科、外科、歯科、眼科などの診療治療が行われました。
本間館長の作戦同行記「武士の使命は家に帰る事」を是非お読みください。
             
AHAN日本館ミンドナオ島
レジオン10地区世話人 アバ.ヤンチャ 報告





AHAN日本館モンゴル主催、高校生社会奉仕コンテスト
 平成19年2月15日



AHAN日本館モンゴルスタッフ
向かって左からインク君,ガンゾリグ合気道日本館モンゴル会長、本間館長、
アリマAHAN日本館モンゴル世話人、ボルド合気道日本館モンゴル指導員

各国AHANの自立した活動を今年の目的としている日本館総本部。その期待に沿うべく私たちも活動しています。定期指導のためモンゴルを訪問した本間館長の定期指導訪問に合わせAHAN日本館モンゴルでは初めての試みとして、高校生による社会奉仕コンテストを行いました。


活動報告写真を見て入賞者の選考をする
AHANスタッフ

活動発表をする高校生と地元TVの取材

ウランバートル市内にある生徒総数2200人の小中高一貫校、国立第一学校の高校2年生がクラス事にアイデアを競い合い、それぞれ2週間の活動をして3クラスが予選に残りました。今回優秀賞となったのは「地域の清掃とリサイクル」準優勝は「老人たちのお世話」三位は「孤児院訪問」でした。入賞者には合気道日本館モンゴルの会長であり金鉱山や警備会社を経営するウルフ.ガンゾルグ氏から活動賞金が贈られました。挨拶で本間館長は「これまで100台の新中古コンピューターや楽器、教材、寺院修復などをモンゴルの方々に寄付してきました。そういった活動と同時に物資や支援金だけではない自主的な社会奉仕思想うの啓蒙も大事であると考えておりました。今回ガンゾルグ会長が中心となって素晴らしい企画を展開し始めたと事は大変有意義と思います。現在、モンゴルの環境問題は深刻であり若い方々がそういった問題を自覚した事は素晴らしいことと思います。またモンゴル伝統の一つ、老人を大切にする心、今回は一人暮らしの老人をお世話した素晴らしい企画でした。孤児たちのお世話をしたグループは自分たちの古い教科書を集めて寄付をし、勉強をみてやり、兄弟姉妹愛を孤児たちに分け与えました。優位をつける事が出来ない素晴らしい企画でした。今後この企画をクラス対抗から高校対抗に発展出来るよう応援したいと思います」と語りました。

余興にはモデル学校もデモ


感謝のメダルを贈られるガンゾルグ会長

テイクオフと一緒に館長

発表会の余興にはウランバートルモデル学校の生徒のショーやモンゴルの有名若手歌手グループ「テイク オフ」も駆けつけ歌を披露してくれました。

本間館長は知人である国会議員のサンジャースルン.オユン女史をゾリッグ財団に訪問、今回の高校生の活動を伝え、こう云った企画の発展支援をお願いし快諾を得ました。オユン議員はモンゴル民主主義運動のリーダーとして活躍中に暗殺された実兄のゾリッグ氏の遺志を継ぎ現在モンゴルにおいて最も民主活動に貢献しておられます。尚、4月にはゾリッグ財団企画の高校生米国デンバー訪問プロジェクトの「デンバーお別れ感謝会」のスポンサーを依頼され快諾しました。


サンジャースルン議員と本間館長

編集部――コロラドのツアーを終えた4名のモンゴル学生、教師2名、米国側関係者26名の計32名の「デンバーお別れ感謝会」が日本館DOMOレストランで開かれました。この会はオユン国会議員の依頼によって本間館長が提供したものです。


集まった皆さん

アメリカ、モンゴルの高校生の皆さん

ゾリグ財団に関する記事はこちらをご覧下さい。

AHAN日本館モンゴル世話人
アリマ 報告



バングラデッシュ孤児支援米 毎月一トンに
 平成19年3月4日〜8日
 


アッテカナ女児孤児院にて

AHAN日本館バングラデッシュ活動支援のため本間館長と総本部AHANプロジェクトスタッフのブライヤン.グラバスキー氏が、バングラデッシュの首都ダカを訪問しました。
 主目的は総本部から送った50台の新中古コンピューターの寄贈式とメインテナンスでしたが、バングラデッシュは今年一月から汚職などの慢性的政界腐敗から政府首脳全員が逮捕され実質的に軍隊が政府機能を代行している状態が続いており、一般の機能はスムーズに機能しておりません。コンテナーはすでに陸揚げされ通関も済んでいるのですが陸揚港からの陸送が遅れています。まもなく到着すると思います。


ダーマジカ仏教寺院にて、
同行のブライヤンAHAN総本部スタッフと


医薬品を届ける


孤児たちの居室にて


いつも気さくな館長

昨年7月から続けられているコメ支援プロジェクトは順調に進んでおります。これまでダーマジカ仏教寺院の男児500人収容の孤児院に毎月500キロ、これまで5トンをAHAN日本館バングラデッシュより直接届けております。また今回の訪問ではダーマジカ仏教孤児院から要請のあった45キロの基本医薬品が届けられました。

訪問したイスラム学校で

滞在中の本間館長は女児孤児たちはどうなっているのかを心配し数ヶ所の孤児院を視察、その中で最も支援が必要であると判断したダカ郊外にある330人余りの女児を収容するイスラム寺院を新たな支援米プロジェクトに組み、3月から支援がスタートしています。


真摯な態度が信頼関係を築く。施設関係者と話し合う本間館長

明るく迎えてくれた孤児たち


仮設の教室


熱心に勉強する少女たち


孤児院の入り口


粗末な調理場

このイスラム寺院ジャミイスラミア.モヒラ.モデラッサ.アッテカナ孤児院は1988年、マホナラ.モハマッド.アブドア.ラーマン師によって設立され女児の孤児収容活動をしておりましたが2002年火災に見舞われ多くの犠牲者を出しました。その後再建が進んでいますが生活環境は劣悪の状態にあります。過去の活動歴が誠実であるとの信用調査の結果を確認し、今後2年間、毎月500キロの支援米を贈る事にしました。本間館長は「男性優位の傾向にあるこの国で気になっていたのが女の孤児でした。今回始めて外国の支援者を受け入れたと言うこのモスクでは、聖職者の方々が黙々と子供たちのお世話をし、ブルーシートとトタンの屋根を竹の柱で支えた粗末な教室で子供たちが熱心に勉強していました。粗末な建物とはいえ清潔にされ、子供たちはとても明るかった。孤児院などの内情を知るには子供たちの表情を見るのがいい。まさに清貧の美しさを見る事が出来る」と語りました。これでAHAN日本館総本部からAHANバングラデッシュを通して毎月一トンの支援米を贈る事になりました。


米の買い付けをする本間館長


買い付けを終え店の親爺と同行のブライヤンさん


80キロの米を頭に乗せて


孤児院に搬入

今回のバングラデッシュの活動に関する詳しいレポートをブライヤンさんがレポートしています。
こちらをご覧下さい。
                     
AHAN日本館バングラデッシュ世話人   
マジ 報告


※AHAN日本館総本部より
最近このサイトを悪用し日本館と無関係の者が寄付要請行為をしたのが発覚しました。
AHAN日本館総本部は米国内、および各国の支援活動において現金の寄付要請は一切しておりません。
また物品(新中古コンピューター、中古稽古着、文房具など)の寄付要請はこの公式サイトのみで行っております。
また各国のAHAN世話人が総本部の許可なく寄付要請活動をする事は禁じております。不審な点は総本部にお問い合わせください。




AHAN日本館中央アメリカ、小児ガン支援講習会
 平成19年3月23日〜25日


ニカラグアの首都マナグアにおいてAHAN日本館ニカラグア(アルマンド.ロペス世話人)主催の合気道講習会が開かれました。AHAN日本館中央アメリカのコーデネイター、フラナンド.ロメン先生(AHAN日本館メキシコ、メキシコ合気道武産合気www.mexicoaikido.com.mx)が指導にあたり隣接する国々からも参加者がありました。
 講習会の終了後AHAN日本館ニカラグア世話人で本人もガン闘病中であるアルマンド.ロペス君から今回の講習会の支援団体である小児ガン収容ホテルの代表者に講習会の収益が手渡されました。私どもはAHAN日本館総本部の方針に従い自主的な企画による自主的な活動に勤めております。フラナンド先生ご苦労さまでした。
ニカラグアに関する館長のコラム「時をくれた青年」「地域格差と合気道」があります。
またコーデネイターのアルマンド君からレポートが届いています。(英文のみ)ご覧下さい。
                         
ニカラグアIISA指導
スーザン.ケニー先生

  


合気道日本館海外講習会報告
モンゴル合気道日本館定期指導 本間館長訪問
 平成19年2月12日〜17日
 


警備会社特殊部隊員と本間館長

旧正月を前にモンゴル合気道(合気道日本館ウルフ合気道クラブ)指導とAHAN活動支援のため本間館長がウランバートルを訪問しました。ウランバートルの飛行場がスモッグに覆われ着陸に支障があるとの判断から着陸できず館長は8時間の遅れで到着。地方からの移住者がモンゴル伝統の移動住居ゲルを市内各所に建て石炭を燃料とするため、寒気の頃は風向きによっては視界が不良になるほどの環境汚染となっています。また最近急激に増えた無規制の車の排気ガスも大きな影響をあたえ、私たち市民も困惑しています。


指導する本間館長

地元TVのインタビュー

門下生の皆さんと

飛行場には私、指導員のボルドと会長のガンゾルグ氏が迎えました。いつもの通りガンゾルグ氏の経営する警備会社の特殊エスコート要員が三台の警備車両で出迎える物々しさ、周囲の人々も有名な力士の帰国かと思ったようです。
 3日間の講習会指導のほか、専用道場建設の打ち合わせ、AHAN活動やモンゴル伝統の正月支度などの取材も積極的にされ、マイナス17度のウランバートルから韓国経由でフィリピンの熱いジャングルに向かいました。

ウランバートル在住
モンゴル合気道日本館指導員ボルド 報告




ミンドナオ島、カガヤン、デ、オロ市合気道講習会
 平成19年2月22日〜23日
 


ミンダナオ合気道普及センターの皆さんと

フィリピンのマニラから飛行機で南西に1時半、ミンドナオ島でも大きな都市カガヤン、デ、オロ市(CDO市)があります。本間館長はここから数時間余りジャングルに入った村での米軍、フィリピン陸軍合同のイスラム住民に対する医療支援作戦視察のあと、地域の武道グループの指導のほかCDO市にあるミンダナオ合気道普及センター(ALEXANDER Y JAVIER先生)で2日間の講習会の指導をしました。本間館長からは「皆さん体が柔らかく動きも大きくとてもレベルが高く驚きました。それになんと云っても暑さに強い事には驚いてしまいました。私は稽古後に暑くてバテてしまい、せっかくの懇親会に出席できず失礼をしてしまいました。またぜひ伺って一緒に稽古をしたいと思います。大変友好的に迎えて下さり感謝しております」とメッセージを下さいました。


ジャビア先生と本間館長

稽古風景

この地域のAHAN日本館世話人として私アバ.ヤンチャが任命されました。今後総本部と連絡を取り合い活動をお手伝いさせて戴きます。
本間館長のミンドナオ島訪問記「合気道 天と地」をぜひお読み下さい。
また「医療支援作戦同行記」は一刻も早い平和を願う私たちに武道的観点から助言を与えてくれるコラムです。こちらもお読み下さい。
             
AHAN日本館ミンドナオ島
レジオン10地区世話人 アバ.ヤンチャ 報告




合気道日本館ネパール 総本部より指導員派遣  
 平成19年2月27日〜
 


カトマンズ郊外のヒンズー寺院にてリーダー たちと

互いに水を掛け合うヒンズー教のお祭り「ホリ祭」が始まるカトマンズに本間館長、日本館指導員スコット.オイルソン氏、今春日本館で内弟子修行を終えたカナダ人のジャン.グロフィリン副指導員が指導のため訪問しました。


水を掛け合う子供たち

顔にはアビルを塗り合う

合気道日本館ネパール(政府登録名ネパール合気道協会、会長シタカ.ラジャビハンダリ氏、役員15名)は発足以来急激に発展し、このたびは総本部からの長期の指導者派遣を受ける事になりました。本間館長、スコット指導員が一週間の指導、その後ジャン副指導員が3ヶ月間滞在し基本技の指導をしてくれています。


初心者指導のオイルソン指導員

初心者指導のジャン副指導員

ネパールは空手や拳法、テッコンドウなどの勝敗を決する武道人口が非常に多いのですが合気道はこれまでありませんでした。これまでの武道とはまったく異なる合気道の技や哲学は信仰深いネパール人に相応しい武道と考えており他武道からの転向される方が多くいます。本間館長の滞在中、報道記者会見があり報道各社が詰め掛ける盛大なものとなりました。


記者会見

合気道バイカーたちと


柔道、空手などからの転向も多い

門下生、役員の方々と懇親会

本間館長は運営支援をしているカトマンズ郊外の山中にあるチョウリング寺院の修道院を訪れ、館長が計画している新レストランのメニュー作りの参考とするため、寺院の伝統的精進料理を習われました。いつも何かを企画し行動される館長には私たちも大いに刺激されます。


精進料理を習う本間館長

寺院厨房のスタッフの方々と

ネパールは比較的政情は安定したとはいえ地方では混乱もあり、市内では電力調整のため停電や一斉ストライキなどもあり不自由な状態ではありますが、ネパールの武道青年たちは熱心に稽古を続けております。日本館総本部の支援に感謝申し上げます。
                      
合気道日本館ネパール書記
プロモード.アデヒカリ報告




本間館長インド講習会
 平成19年3月8日〜10日




道場朝稽古の皆さんと

インドのニューデリー合気道(http://www.aikikaiindia.org パトリス.カー先生)を合気道日本館総本部の本間館長が訪問、3日間の講習会を行ってくれました。昨年に続き二度目の講習会です。私の道場は条件の良い場所にありますが未だ生徒数は伸びません。しかし大きな特徴があります。私の道場はインド人より海外からの門下生が多い事です。稽古は実に国際色豊かです。

稽古風景

館長はモンゴル、フィリピン、ネパール、バングラデッシュなどを巡回指導しての訪問でしたが、お疲れも見せずパワフルな指導してくれました。館長の滞在中のお世話や講習会企画など道場アシスタントのフリアさんが今回も活躍してくれました。
インドに関する記事はこちらをご覧下さい。
■本間館長インド、ダラムサラ訪問

ニューデリー在住
パリトス.カー先生報告




日本館総本部道場活動報告
初心者クラス盛大に始まる    
 平成19年1月8日〜



平成19年度の初心者クラスが始まりました。初心者クラスは4コース開かれ、新年とあって合計110名余りが入門しました。デンバーの今年の新年は天候不順で、雪が多く道場閉鎖の日もありましたが出席率は高く、半分以上の方が全クラスに出席しました。
 新年の初心者クラスには前年度一年間の初心者500人余りの中から、何らかの事情で中途挫折した方々に日本館指導法における改善点などの質問状を送り、希望者には新年の初心者クラスに無料再挑戦できる特典を与えています。
                       
日本館オフィス スタッフ
テファ二 報告



路上生活者食事提供16年目に、山上領事を迎えて
 平成19年1月21日




吹雪にも負けず、日本館スピリット

今年もホームレスの方たちとの交流が始まりました。日曜の朝稽古のあと有志たちが残りガーデンで下ごしらえ、今回はなんと雪の降る中で行われました。全員が集まって会話をするのが楽しみの一つ、日本館レストランDOMOのキッチンでは狭いためどうしても外になってしまいます。凍える手でニンジン、ジャガイモ、玉ねぎの皮むき、切り込みなど手際よくこなし、皆のガッツには驚いてしまいます。


凍える手で下ごしらえ

気合を入れる和美さん

また、悪天候にもかかわらず在デンバー日本国総領事館の山上春夫領事もデンバーレスキューミッションの食事提供現場に駆けつけ、キッチン内やホームレスの方々への給仕などに参加して下さいました。山上領事、日本館スタッフ、ご苦労様でした。


山上領事も

配膳する山上領事(中央)

1991年1月に食事サービスを開始以来の合計――4万4千548食
                        
日本館副会長
ブッシュ 報告




今年も日本館の勝利、円心空手VS合気道日本館
 平成19年3月25日 




惜しくも勝利を逃した円心チーム、二宮館長の次男光一君と三男の城太君に氷水が

12回目を数えた円心VS日本館ボーリングトーナメントは今年も日本館が優勝トロフィーを持ち帰りました。100人余りが参加したこの会は円心空手創設者二宮城光円心会館館長の誕生日を記念して続けられています。本間館長と二宮館長は共に30数年前デンバーに本拠を構えそれぞれの道を歩み始めた頃からの友人関係にあります。今年負けを取った円心側は二宮館長の次男光一君と三男城太君が恒例のアイスウオーターを被りました。


二宮館長と本間館長

恒例となった友好の会


トロフィーは日本館に

来年もまた

本間館長いわく、例年日本館が優勝するのは日本館には若い人より、昔のボーリングブームで鍛えた高年齢の人が多いためと謙遜をしていました。
 この大会後わずかして二宮館長主催のフルコンタクト空手道国際大会「サバキチャレンジ」が行われました。この大会には以前二宮館長の下で内弟子修行をし現在は日本で指導者となっている方々が選手を引き連れて渡米、日本館にも選手3名、コーチ、大会スタッフなど5名の計8名が宿泊、本間館長は「息子たちが孫を連れて帰ってきた」と大喜び、食事の世話など楽しそうに過ごしていました。
この大会では日本館に宿泊した3選手がミドルウエイトで優勝と準優勝、ヘビーウエイトで優勝という素晴らしい成績を収め「俺の手料理が効いた」と本間館長も喜んでいました。


日本館滞在の円心空手の選手、役員の皆さん

トーナメント コーデネイター
ジム ラタンジオ 報告




日本館総本部道場便り
内弟子満期終了セレモニー      
 平成19年2月23日




ジム君と本間館長、エミリー.ブッシュ日本館副会長

カナダ出身のジャン.グロフィリン君が6ヶ月の内弟子を2月23日に終え、合気道日本館ネパールの初心者指導を兼ねた3ヶ月の指導研修に派遣されました。
背の高い金髪、澄んだ青い目、男性モデルとしても通用しそうなマスク「大丈夫かな」とは本間館長の心配。現在ネパールで元気で指導をしています。活動報告は次の更新で。 
 4月20日にはジム.ウルフ君が100本受身を無事終了して3ヶ月の内弟子を終了し多くの門下生に祝福されて次の訪問地アルゼンチンに向かいました。ジム君はスコットランドからの内弟子入門者でした。朝8時前から日本館のすぐ隣のアローリアカレッジキャンパスの図書館で論文の作成、昼前には帰館、その後日本館内の作努を計画的にこなし、またコンピュータープロジェクトの調整、ホームレス食事提供サービスなどAHAN活動にも参加しました。一般稽古の前の内弟子稽古、その後の一般稽古3クラス受ける熱心さ、さらに稽古後の「お付き合い」もこなす元気さで、さすがスコッチとハギス(スコットランド地方の臓物料理)で鍛えられたと稽古仲間たち。


寄付されたコンピューターを調整するジム君

本間館長は「ジムさんは本当に手の掛からない内弟子でした。押されても動けない人、押さなくても動く人、内弟子にも色々います。内弟子修行とは動けない人を動けるようにする修行ではない。押さなくとも動く人でなければ出来ないのが内弟子修行です。多くの満期終了した内弟子というのはやはり一人で動ける状態で入ってきて満期終了したと思います。学校を例に云えば、内弟子というのは全寮制の大学院みたいなものです。大学課程を修了した者が入れるのです。甘い考えでは逃げていくだけです」と彼の満期終了を祝いました。
ジムさんの内弟子レポートがあります。こちらをご覧下さい。
 
日本館内弟子担当
ジム.ホーガン 報告




鳩子結婚出産       
 平成19年4月イースターの前日




鳩子(奥)も幸せそう

昨年の8月に日本館日本庭園に居ついた鳩子は冬の寒さをオフィスで保護されていました。春になって毎朝外に出していたら何処からともなくもう一羽の鳩が鳩子の鳥かごから動かなくなりました。友達が出来たので一緒にしようと内弟子のジムさんが大きなダンボールでマンションを作って一緒にしてくれました。そしてイースター前日、鳩子が卵を産みました。ボーイフレンドは本間館長が入れた巣作りの材料で48時間ストレートで巣作り、そしてもう一個産み、現在は二羽が交代で暖めています。オフィスのスタッフ、さてこれからどうやって野外に戻そうかと考え込んでいます。
                         
日本館内弟子犬
玄ベイ 報告



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